どーも、ヤギッチです♪
筑波山麓でアウトドアを満喫できる「筑波ふれあいの里」で、千葉県船橋市の坪井幼稚園の年長さん、およそ80名が2泊3日の宿泊学習を行いました。
その初日に行われた「草木染体験」を取材させてもらいました^^
筑波ふれあいの里は、コテージやBBQなどのアウトドア施設の他に、そば打ち体験施設や草木染体験施設があります。
これらは筑波山の恵みである豊かな自然、それに伴う文化などを、都心の人たちに知ってもらうために設立されました。
染物体験では、草木染体験施設で30年近く教室を開いている「紫の会」の会員の方を講師に招き、まずはどのようにに染めていくかをレクチャー!
子どもたちは真剣に聞いていましたよ♪
自分の名前の刺繍が施された白いハンカチに模様をつけるため、ビー玉や割り箸、輪ゴムや洗濯バサミなどを付けていきます。
慎重な子、大胆な子…それぞれ個性が出て、本当に面白い^^
どんな模様になるかワクワクしているのが、目の輝きで伝わってきました♪
そして、洗濯バサミなどをつけた白いハンカチを水に浸します。そうすることで油や汚れが落ち、染色がまんべんなく行き届くのだそうです。
その後、藍染、マリーゴールド、玉ねぎでハンカチを染色するため、3班に別れます。
マリーゴールドは幼稚園で育てた花を、玉ねぎは家から持ち寄ったものを使用します^^
紫の会の先生が作ったマリーゴールドと玉ねぎの染め液を大鍋に入れ、火を点けます。
そこに、先ほどのハンカチを投入。
10分~15分、ぐるぐるとかき混ぜながら、染めていきます。
その後マリーゴールドと玉ねぎは、発色を良くするためミョウバン媒染を行います。
一方の藍染め。
藍は葉を発酵させた藍玉を使用します。…発酵させることを、私、恥ずかしながら初めて知りました。
ゴム手袋を付けた子どもたちは、白いハンカチを藍に浸し、20数えます。
数えながら、ハンカチを揉み込みます。「きれいに染まりますように…」と祈りながら、数を数える…器用な子もいました(笑)
その後、藍はアルカリ性なので、酢酸溶液に10分ほど浸して中性にします。
酢酸溶液の香り…懐かしい理科の匂い(笑)
洗濯バサミなどを付けたまま、干します。
乾いたら、できあがり!
どんな模様になるのか、取材中に知ることができずに残念ですが…><;
坪井幼稚園では、過去に5回ほどふれあいの里で宿泊学習を行っています。
この染物体験でつくったハンカチで、2学期にお弁当の包み方を学びます。
自分で染めたハンカチでお弁当を包むなんて、すてき!
朝の支度の手伝いがひとつ減って、お母さん、お父さんも助かりますね♪
筑波ふれあいの里では、このように幼稚園や小学生たちの学びの場としても活用されています。
つくばの自然を満喫しながら、思い出を作れますよ^^
以上、私も染物体験してみよう!と決意したヤギッチがお送りしました♪