トランペットが奏でる思い出「アカデミア幼稚園」

どーも、ヤギッチです♪

 

今日はクリスマスイヴ！
大人になるとクリスマスは楽しみだったり憂鬱だったり悲喜こもごもなイベントで、どちらにしても心が落ち着かないです（私だけ？）。子どもの頃は純粋に楽しみだったなぁ。

 

そこで童心にかえってこの季節を楽しもうと、私が卒園したつくばの「学校法人安田学園 アカデミア幼稚園」のクリスマス会にお邪魔してきました♪

 

 

暗がりの体育館でロウソクの光を灯し「賛美歌106番グローリア」を唄う…私の時代と変わっていません！
木琴や鉄琴の演奏も、実に懐かしい…！(*´∀｀*)

 

アカデミア幼稚園は1977年に設立した、つくば市内では伝統ある幼稚園です。
この幼稚園の特徴は「音楽教育」。
音楽を通じて子どもの感性や好奇心を伸ばし、集中力を養うことで「学習すること」の基盤ができるとの理念を持っています。
つくば市では多くの幼稚園が音楽教育に取り組んでいますが、アカデミア幼稚園はその先駆け的存在。

 

一番の特徴は、年長から始めるトランペット♪
卒園してウン十年の私の時代もトランペットの授業がありました。
強烈な思い出として刻まれていて、わずか1年間のレッスンだったとは思えません。
今でもピストンで何の指を押せばどの音が出るのか覚えてます^^
武蔵野音楽学園のベートーヴェンホールで演奏したという記憶も鮮明。

 

懐かしさのあまりクリスマス会の後日、トランペットの授業も見学させてもらいました。

 

レッスンは礼儀作法から始まります。
椅子に座り、「よろしくお願いします」という挨拶から。
園長先生は挨拶を大事にしています。園児たちは見知らぬ私にも「こんにちは」と声をかけてきました^^

 

 

レッスンはピリっとした空気の中行われます。
でも時折、先生がトランペットで「おならの音」などを演奏したりして、子どもたちが飽きないよう、上手にコントロールしているのが分かりました。
子どもが1時間、椅子に座って練習することがどれほど難しいことか！
大人になると先生方の偉大さがよくわかります。

 

 

幼稚園生活では、トランペットの他にもピアノやヴァイオリンの授業も。
毎年3月、１年の集大成として「トランペットフェスティバル」という発表会が行われます。私がベートーヴェンホールで演奏したのも、このトランペットフェスティバルの一環。

 

こうした発表の場を設けることで、子どもたちに目標や課題が生まれ、自ら望んで練習をするようになります。
「もっと上手になりたい」と向上心がわくんです（経験談）。

 

また3,000坪という広い敷地の中に、園舎と校庭はもちろん、体育館、陶芸棟、屋内プール、ログハウス2棟があります。
そのログハウスの1棟は、ホールとレッスン棟。

 

 

ホールではコンサートが催され、レッスン室では個別にトランペットやヴァイオリンのレッスンを受けている園児もいます。

 

トランペットを吹くために大事なのは呼吸。呼吸を一定に保つ体幹を鍛えるため、アカデミア幼稚園では水泳とバレエを取り入れています。

バレエではバランス感覚や体の柔軟性が鍛えられるのはもちろん、音楽を聞いて動くのでリズム感も養われます。

 

 

温水プールのため、冬でもプールの授業があります。２歳児から水に親しみ、５歳児でバタフライを泳ぐ子もいました！

 

 

授業の最後の「自由時間」の子どもたちの弾ける笑顔！
これが楽しいから水泳の授業を頑張れるんですよね♪
…気持ち、わかるぞ！わかるけど、いつまでも遊んでいると先生に怒られるぞ(経験談)

 

私にとってアカデミア幼稚園で過ごした時間は、アイデンティティのひとつになっています。本当に、のびのびと自由にさせてもらいました。私がマイペースなのは、ここで過ごしたからかも(笑)

 

子どもたちに芽生えた好奇心を、充実した園内の施設で育み、集中力や礼儀作法など「学習する基盤を備える」ことのできる幼稚園です。

 

以上、卒園しても私を見守ってくれた池畑先生を偲んで。ヤギッチがお送りしました。