どーも!ヤギッチです♪
雨の多い季節。室内でこもって「うーっ!暇だぁっ!」となっている方も多いのではないでしょうか?
室内でも楽しめること、何かないだろうか?と調べてみたら「つくばボードゲーム愛好会」なるものを発見!早速、お邪魔してきました^^
つくば市内初の施設一体型小中一貫校「春日学園」の目の前にある「春日交流センター」に、基本的に水曜日につくば市内の未就学児や小学生たちが集い、オセロやチェス、将棋などを楽しんでいます。登録制になっていて年間1500円の会費で、子どもたちを遊ばせることができます。
昨年5月にスタートしたこの愛好会。
保護者の方は、働いていたり家事があったりと、放課後の時間帯に子どもとオセロや将棋をするという時間が取れなかったり、そもそもルールを知らないという方もいるのではないでしょうか。
「将棋・オセロなどで一緒に遊ぶ相手が見つけられる」と、保護者の方たちにも大好評。
じわじわ登録する人が増えていて、現在18名の児童が参加しています。
この日は、筑波大学のオセロサークルの方と、筑波学院大学の方がボランティアで来ていました。
目にとまったのは大学生VS幼稚園児のチェス対決!!
幼稚園児が「チェックメイト!」と言っていました^^
このお子さん、飽きることなくずっと大人を捕まえてはゲームをしていて、とっても熱心!
チェス、将棋、オセロとすべてルールを覚えていました(゜O゜)スゴイ~!
来年のオセロの大会に出ようと頑張っているそうです。
オセロの大会で、つくば市内の方が参加できるのは
「日本青年会議所 茨城ブロック」が主催する「いばらきちびっこオセロキャラバン」という県内の大会と、一般社団法人日本オセロ連盟の主催する全国レベルのオセロの大会の2つ。
このお子さんは全国の大会に出ようとしているようです。
幼稚園児にしてこの志の高さ!!
つくばボードゲーム愛好会には、オセロで全日本ジュニア部門覇者の小学6年生の子が在籍しています。
全日本覇者に直々にオセロを教わることができる…とあれば、自分も全日本の大会に出よう!と頑張る幼稚園児がいてもおかしくありませんね♪
大学生と小学生、小学1年生の女子と小学2年生の男子…年齢や性別の垣根を超えて、みんな楽しくゲームに没頭していました。
この会を始めた頃、小学生は恥ずかしいのか男子と女子で分かれてプレイしていたそうですが、対戦相手を積極的に探すようになって、今では性別・学年関係なくゲームをしているとのこと。
また、年下の子が年上の子にゲームのルールを教えるという光景も目に入りました。
…普通に考えれば年上の子のプライドが邪魔をする状況ですが、この愛好会ではそういったことは一切関係ありません。
誰もがときには「教える側」、ときには「教わる側」になる。
盤上では誰もが対等なのです!
ゲームから学べる社会性があるのだなぁと、感心してしまいました。
しばらくすると、ゲームに飽きてしまう子も。
「うーん。宿題やろ!!」と突然、学校の宿題をやり始めました。
すると上級生の男の子が声をかけ、宿題のお手伝い。
誰かの面倒を見ることが、この愛好会での活動を通じて身に着いている気がします。
大人も子どもも関係なく「学ぶ」という姿勢を感じることができました。
さて、「盤上では誰もが平等」ということで、私も挑んでみました。
私VS小学2年生の男の子。
種目:将棋。
「言っとくけど、オレ、強いよ?」
カチーーーーン!
何を、こまっしゃくれたことをぉおおおおおっ!!!
大人の威厳を見せたるわいっ!!!負けて泣いても知らないからっ!
…30分を超える激戦でした。
すでに愛好会の活動時間である17時をまわっていました。
片づけを終え、周りには愛好会のメンバーが集結。
「そこにやるの?」「そこじゃなくて、こっちのが良いよ」などヤジが飛ぶ中、
「王手!!」
…勝敗が決まりました。
大人の威厳がぁああああああああああ!!!
小2のくせにピースすらクールじゃないかぁああああ!!!
以上、「手加減してやったんだぞ」と言い残す大人気ないヤギッチがお送りいたしました。