こんにちは。つくスタ特派員ゆうママです!
最近、「旅育(たびいく)」という言葉を耳にしました。
「旅育」とは、旅やレジャーの中でさまざまな経験・体験をし、子どもたちの生きる力、好奇心を育てていくものだそうです。
ただ単に遊びの旅となるのではなく、学びがあり成長ある旅として、教育の在り方として注目されつつある「旅育」。
もしかして…つくばはそんな旅の目的地にぴったりなのではないでしょうか!
というのも、つくばには数多くの研究施設があり最先端の知のあつまる世界有数の研究都市。
市内在住者の35人に1人が博士号取得者というから驚きです。
そしてつくばではその「知的環境」を生かして、気軽に最先端の科学に触れられるきっかけが随所に。
4月18日の「発明の日」を含む4月15日~4月21日は科学技術週間として、市内の41もの研究施設が普段見ることのできない施設の一般公開や講演会、イベントなどを行いました。
レジャー感覚で気軽に経験できる「知」を得に、私も息子と”つくば的旅育”な、科学技術週間研究所巡りに行ってきました!
多くの研究所が一斉に一般公開を行うので、どこに行こうかかなり迷いました。
パンフレットと睨めっこして、まず一つ目の行き先に決めたのが「JICA(ジャイカ)筑波」。
「JICA筑波」は開発途上国の貧困や食料危機などの課題解決のため、日本にできる技術協力や人材教育を行っている施設です。
毎年、開発途上国120カ国1,000人以上の研修生を受け入れているそう。
施設内はまるで世界のお祭りのようで国際色豊か!
今回のテーマは「おいでよ!JICA筑波の地球ひろばへ!~世界はキミにつながっている~」
世界の民芸品展示や世界の絵本もそろっていたりと、知らなかった世界の文化に触れられる良い機会^^
異国情緒あふれる音楽が流れ、即興で歌を歌ったり手を取って踊ったりとの交流もあり本当に旅しているかのような雰囲気でした。
この時流れていた歌は、日本人青年が作詞をしたアフリカのマラウイのエイズ予防と啓発のための歌とのことで、チェワ語で歌われていました。
地域の学校との連携も図られているようで、一般公開では高校生も紙芝居やフェアトレード商品の販売など国際協力に対する学びの展示や発表を行っていました。
息子も高校生のお姉さんに手をとられ、民族楽器を試してみたり、民族衣装を着てみたり…ちょっと恥ずかしがってましたが;
見たこともない、名前も知らない楽器がたくさんあり、さまざまな文化のある世界の広さを感じました!
ここJICA筑波の見学で楽しみにしていたのが、ネリカ米を使った限定100食の特別ランチ♪
ネリカ米はアフリカに米を普及させようと開発された品種のもので、”NewRiceforAfrica”(アフリカのための新しい稲)の略称です。
アフリカでの「貧困対策と食糧安全保障の切り札」になるものとして大きな期待が寄せられているとのこと。
日本のお米に比べ小粒でさらっとしていますが、カレーと合わせて美味しくいただきました^^
このレストランは普段も一般開放しており、国際色豊かな食事が頂けるとのことで実は穴場のレストラン。
開発途上国の研修生が利用するため、そのメニューはナシゴレンにシンガポールライスにとさまざま!
500円程度とリーズナブルなので、是非訪れてみてはいかがでしょうか^^
受付で食堂利用と伝えれば利用できるとのことです。
JICA筑波での仕事を知り、国際交流を楽しみ、世界を味わい、親子で満足な一日でした!
また、スタンプラリーのお土産に立派な民芸品をいただいたり、ナスやトマトの苗もプレゼントしていただき、ホクホクな気持ちで帰宅しました♪
帰宅後もJICA筑波でのお土産を手に、家族で話が盛り上がりましたよ^^
以上、”つくば的旅育”の科学技術週間研究所巡りを楽しんだゆうママがお伝えしました♪