こんにちは。つくスタ特派員ゆうママです!
今年の春は全国的に暖かくなるのが早いですね。
チューリップの芽も土からひょっこり顔を出し、ふきのとうやツクシなども春の訪れを告げています。
この暖かな陽気でつくばエリアの桜も例年より早くに見頃を迎えました。
自然豊かで、計画都市でもあるつくばでは各所で素晴らしい桜のある景観を楽しめます。
今回はつくばの桜の名所として知られる「農林さくら通り」でのお花見を楽しんできたのでご紹介します♪
つくば市観音台に位置する農林さくら通りは、農業生物資源研究所、農業環境技術研究所、食と農の科学館など「農」に関わる研究所が多く集積している農林研究団地を通ります。
普段は研究機関関係者以外はあまり通ることもないインテリジェンスで落ち着きのあるこの通りは、毎年たくさんの花見客で賑わいます。
全長約1.5km、ソメイヨシノを中心とした約500本もの桜の並木道。
樹齢を重ねた桜は大きく枝を伸ばし、先が見えない程のまさに「桜のトンネル」が楽しめる見事な景観を誇ります!
周辺の研究機関も駐車場を解放し、通りだけでなく研究所内の桜も見ることができます。
露店が出たりレジャーシートを広げてお酒を楽しむ、といったことはない花見スポットなのですが、桜を愛でながらゆったりと歩き、春の訪れを楽しむことができます。
私も子どもと訪れましたが、農林さくら通りを往復し、研究施設内の芝生や池なども散策しながらのんびりと過ごしました~♪
カメラを手に訪れる方も多いのですが、撮影スポットとして人気なのが菜の花畑と桜のコラボレーション!
ピンクと黄色のコントラストにうっとりする風景が広がっています!
この日、桜は8分咲き程度だったのですが、ピンクと黄色に染まった本当に素晴らしい景色に心奪われました。
この菜の花は研究用に栽培されており、バイオディーゼルの燃料に使われるそう。
桜も、その昔は穀物の神が宿り稲作神事に関連していたとされ、農業にとって非常に大切なものであったとも言われているそうで、「農」に深い関わりのあるこの場所にピッタリの木!
人々の目を楽しませるこの桜と菜の花は、ここ農林研究団地だからこその風景なのかもしれませんね^^
桜の儚い美しさと、ビタミンカラーの菜の花に、とても癒やされたお花見でした。
桜の見頃は過ぎてしまいますが、この農林さくら通りのある農林研究団地では科学技術週間に合わせて特別公開が行われるので来年の下見を兼ねてお出かけになってみてはいかがでしょうか♪
【農林研究機構一般公開】
平成25年4月19日(金),20日(土)
各日午前10時~午後4時
以上、ゆうママがお伝えしました♪