こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。
立春も過ぎ、梅のつぼみがほころぶ季節となりましたね。
徐々に日も長くなり少しずつ春の訪れを感じる今日この頃。
暖かな日差しに誘われて、「筑波実験植物園」に行ってきました♪
自然の景観と植物多様性を凝縮した約14万㎡の広大な園内。
植物園というよりは、まるで森の中を散歩しているような気分を味わいながら、カメラを片手にのんびりお散歩するのが大好き!
また、来園者の少ない冬だからこそ味わうことができる静寂な時間も、この季節ならではの楽しみです。
とにかくどんな季節に訪れても、その季節ならではの楽しみがあり、豊かな自然に癒やされ、心身ともにリフレッシュできるお気に入りスポットです♪
そんな大好きな場所、筑波実験植物園ですが、今回の目的は去年の11月から一般公開が始まった「自然史標本棟」の見学!
大型動物骨格・化石標本室に収蔵のクジラやゾウなどの貴重な大型動物の骨格標本を見学できるというもの。
早速、植物園の奥にある「自然史標本棟」に向かいました。
動物や植物、岩石・鉱物や古人骨標本などを幅広く収蔵している「自然史標本棟」。
その標本資料の収集・保管や研究活動といった、博物館の重要な活動を広く知ってもらうために、標本室の一部を見学スペースとして公開することになったそう。
中に入ってみると、薄暗い展示スペースの中に大型の骨格標本がぎっしりと展示され、その数にびっくり!!
標本への影響を極力避けるために照明は暗めにしているそうなのですが、薄暗い中に白く浮かび上がる骨格標本は迫力満点!
巨大なセミクジラや、上野動物園のジャイアントパンダ「リンリン」などの貴重な大型動物の骨格標本約50点を見ることができます。
とにかく一見の価値ありなので、ぜひ一度足を運んでみて下さいね。
どれも珍しい標本ばかりなので、つい時間を忘れて見入ってしまうと思いますよ。
また、館内では映像やパネルを使用して棟内の別のフロアおよび敷地内の収蔵施設、研究活動についても、わかり易く紹介されています。
「自然史標本棟」について詳しく知ることができるように工夫されているので、ここでどんな研究がされているのか理解することができました。
さらにフロアに展示されている白亜紀後期のアンモナイトの化石は直接触れることもできますよ!
とても貴重な経験をすることができました。
なお、こちらの「自然史標本棟」は、筑波実験植物園の入園料(一般、大学生 300円、高校生以下、65 歳以上は無料)のみでOK!
植物園では日本や世界の熱帯や乾燥地に生育する植物、私たちの生命を支える植物、筑波山で見られる植物など、3000種類もの植物を観察することができます。
さらに園内には、3つの温室(熱帯雨林温室、水生植物温室、サバンナ温室)もあり見所盛りだくさん!
植物から動物まで、多種多様な生命について学ぶことができる「筑波実験植物園」。
大人から子どもまで1日中楽しめる上、知的好奇心も大満足!
こんな風に貴重な骨格標本を気軽に見たり、化石に触れたりすることができるのも、「科学の街つくば」ならではですよね!
私の一押しのつくばのおすすめスポット「筑波実験植物園」。
ぜひ一度訪れてみて下さいね♪
以上、さくら子がお伝えしました♪