こんにちは、のまどです。
10月8~10日の学園祭が終わり、キャンパス内は落ち着きを取り戻してきました。
でもやっぱり、祭りの後は少しさびしいですね!
そこで今回は、その学園祭のなかで印象に残ったことをリポートします。
昨年は主にアートについて書きましたが、
今年は原発事故があったことから、エネルギーのあり方について書きます。
さて突然ですが、これはいったい何でしょうか?
真ん中に置かれたフライパンに注目です。
これは「ソーラークッカー」というものです。
4台くらいが、通路にずらっと並んでいました。
電気やガスを使わずに、太陽熱だけで料理などができるという優れ物だそうです!
こうして作った料理を、少し離れたところにあるお店で販売していました。
今回使ったソーラークッカーはアメリカ製とのことですが、
作ろうと思えば自分達でも作れるんですよー、と、近くにいたスタッフの方が教えてくれました。
ふたを開けると……。
おいしそうなブラウニーが焼き上がっていました!
スタッフの方によると、だいたい1~2時間で焼き上がるそうです。
ふたを触ってみると、ほかほかしていてとても暖かいです。
太陽熱ってやっぱりすごい!と感動しました。
今年の学園祭は3日間ともお天気に恵まれたので、
ソーラークッカーも大活躍だったのではないかなと思います。
スタッフの方にいただいた資料によると、
このソーラークッカー、薪などの燃料を必要としないということから、
途上国でも積極的に使われているそうです。
日本の青年海外協力隊もその普及に一役買っているとか。
2010年現在で、世界で200万台が使われており、
国連では、2020年までに、約1億台を普及させるという目標を掲げているそうです。
天気のいい日はソーラークッカー、雨の日はガス、という使い分けもできそうです。
ソーラークッカーは、化石燃料か自然エネルギーかという二者択一ではなく、
どちらのエネルギーも効果的に生活に取り入れるという可能性を感じさせます。
私はソーラークッカーを見るのは今回が初めてでしたが、
日本でももっともっと広まればいいな、と思います。
見た目もおしゃれでインパクトのあるソーラークッカーが、
学園祭でずらっと並ぶ光景を見るのが楽しみです。
それではまた!のまどでした。