こんにちは、まだまだ寒い日が続きますね、
どうも伊藤です。
つくば市にあるショッピングセンター、iiasから北東へ車で5分、
西平塚という、畑と林の広がる土地に、
僕が週に二日ほど、コーヒーを淹れに行っている所があります。
そこは人通りも少なくとても静かなところで、
こんなところにお客さんは来るのだろうか、
と心配になってしまうような立地ですが、
今日もどこで聞きつけたのか、
ふらりふらりとお客様がいらっしゃいます。
店内は白と木の質感を基調とした空間で、
薪ストーブのやさしい暖かさに包まれながら、
ゆっくりと時間が流れます。
小さい店なので、
お客様との距離も近く、
僕はコーヒーを淹れたり、料理を作ったりする傍ら、
お客様とお話をするのが楽しみです。
名前も知らない、
相手のバックグラウンドもまったく知らない関係ですが、
そんな僕に失恋の話や、仕事の話、
お子さんのお話をして下さったりして、
一緒に喜怒哀楽を分かち合えるのはなんだか不思議な体験ですが、
本当に素敵な時間だな、と思います。
横浜にいた頃は、たとえば一人でカフェに行っても、
自分自身店員と話すことはせず、
食事をして本を読んだりするだけで、
コミュニケーションを図ることはなかなかありませんでした。
けれどもつくばのお店では、
自分が店員と客、どちらの立場でもすっと言葉が出てきて、
ついついお話してしまうんです。
たとえるなら、軒先でする世間話のような、ご近所づきあい。
もちろん店員である範疇を超えることはありませんが、
カフェで働いていて、そういった楽しみがあるのも、
つくばならではなんだなと感じます。
<文責:伊藤>