皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
例年は8月下旬に2日間に渡って開催されるつくば市最大のイベント「まつりつくば」。
つくばセンター広場をはじめ、中央公園や竹園公園などTXつくば駅周辺の会場では趣向を凝らしたさまざまなイベントが企画され、日没後には片道3車線の県道いっぱいに、日本最大級の万灯神輿やねぶたがパレード。その迫力たるや「これを見ずしてつくばの夏は語れない!」と感じるほど。ショーあり、スポーツあり、グルメありの盛りだくさんな2日間なんですよ。
伝統文化のねぶただけでなく、2019年にはモビリティロボットのパレードも見られた「まつりつくば」。“科学の街つくば”らしいオリジナリティのある演出に、つくば市民であることに誇らしさを感じた人もいたのではないかと思います。
そんなつくばの夏の風物詩となっているこの祭りですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため昨年度は中止に。第1回が開催された1981年以来、40年の歴史の中で中止は初めての事態だったそうです。
この夏も国内で行われるほとんどの祭りが中止となり、開催は無理だろう…とあきらめかけていた特派員でしたが、なんと今年はオンラインでの開催が決定。先月28日には、「アートタウンつくばオンラインフェスティバル2021」がYou Tubeで生配信されました!
「アートタウンつくば」は、例年「まつりつくば」のメインイベントの一つとして中央公園とつくば公園通りを使って開催されているもので、来場者はパントマイムやマジック、ジャグリングといったさまざまな大道芸を自由に見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=sO25ZMb0P9A
オンライン生配信となった今年は、炎を使ったパフォーマンスで知られる芸人まことさんをはじめ、青いジャージがトレードマークの加納真実さんやセクシーDAVINCIさんといった8人の人気アーティストがスタジオに集結。つくば自慢のグルメなどを紹介しつつ、さまざまな大道芸で視聴者を楽しませてくれました。また、視聴者の反応がアーティストにダイレクトに伝わるよう、希望した人はZoomのギャラリービューでその姿がスタジオのスクリーンに映し出される仕組みになっており、加納真実さんの「仮面舞踏会」では、一緒に踊っていた人もいたのではと思います♪ あの曲、あの怪しい踊り…何度見ても笑ってしまうんですよね( *´艸`) ラストは夜空の下、出演者一人一人からの力強いメッセージが紹介され、エモーショナルなエンディングに感動。
9月23日には、お囃子・ダンス・音楽ステージの配信もあるのでこちらもお楽しみに!また、今回見逃してしまったという人もアーカイブで試聴できるのでぜひご覧くださいね。
さて、散歩中の私の目の前にいきなり飛び出してきたのは…まつりつくばの名物、バルーンねぶた!
巨大なねぶたがなぜここに?!
実はこれ、AR(拡張現実)と呼ばれる技術で、スマホのカメラを向けると、このように風景の中に3Dバルーンねぶたが出現するんです\(◎o◎)/
同様に、こちらがARの万灯神輿。
画面に神輿が現れたら、好きな位置に移動させたり、拡大・縮小、回転させたりして、風景と自由にコラボさせることができます。例えば、リビングに出現させてみたり、世界最大級の万灯神輿を手の平サイズにしてみるのもOK。アイディア次第で面白い写真を撮ることができそうです。
まつりつくばでは9月30日までこのARフォトコンテストを実施しており、作成した写真をInstagramやTwitterに投稿すると、入賞者に筑波山のホテルで使える利用券やお買い物券などが贈られるとのことです☆
また、同じく9月30日まで実施されているのは「スマホスタンプラリー」。
つくば市内のおよそ150の対象店舗に設置されたQRコードを支払い時に読み込むと、スマホの画面上にスタンプが押されます。このスタンプを7個を集めるとグルメ賞(つくばの物産品10,000円相当)、スタンプ6個でショッピング賞(お買い物券9,000円分のセット)に応募可能。専用アプリをインストールすることなく簡単に参加できるので、お買い物や飲食物のテイクアウトの際にはお忘れなく(^_-)
「まつりつくば」のキャッチフレーズは、“わたしたちのまつりつくば”。
コロナ禍でエンターテイメントに触れる機会が少なくなる中、あきらめることなく新しい形での開催を決断した2021年。関わる全ての人が、祭りを楽しみ、盛り上げていくという一体感のある祭りを目指し、これからも「まつりつくば」は進化を続けていきそうです。
以上、まつりつくばで引いた山車の重さが忘れられない、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました!