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ラヂオつくばの番組「カルチャーショック」で英語や異文化にふれよう

つくばスタイル特派員 なのはな Blog 
2021年06月04日

こんにちは!つくばスタイル特派員のなのはなです。

 

突然ですが、みなさん「ラヂオつくば」を聴いたことはありますか?

「ラヂオつくば」は、2008年に開局した、つくば市を放送対象地域とするコミュニティFMラジオ局です。

周波数は84.2MHz。インターネット経由のサイマルラジオや「myTuner Radio」というラジオアプリを利用すれば、パソコンやスマートフォンを使って市外でも聴くことができます。

 

 

この「ラヂオつくば」で、英語や異文化について楽しく学べる番組があるとのこと。パーソナリティーのYUKOさんにお話を伺ってきました。

 

毎週日曜の朝、8:30〜9:00に放送している番組「カルチャーショック」。

パーソナリティーは、英会話講師であるニュージーランド人のMITOさん(写真左)とYUKOさん(写真右)のお2人です。

 

 

番組の前半は、MITOさんによる英語のレッスン。後半は最近のニュースについて、日本と海外両方の視点からディスカッションするという2部構成になっています。

 

“英語を学ぶ”といっても、教科書片手に講義を受けるのではなく、2人の話を聞きながら英語に親しめるのが番組の特徴。

 

例えば、ある日のレッスンのテーマは、日本人が英語を話す際の妨げになっているという“カタカナ英語”について。

「glamorous(グラマラス)」は「魅力的」という意味で、日本では主に女性に対して使いますが、海外では男女どちらにも使うのはもちろん、生き物以外の物事などに対しても使うこと。

「reasonable(リーズナブル)」=「値段が安い」と思うけれど、実際は「道理に合った、妥当な」という意味で、訳す際は「お金」に引っ張られないことがポイント、などなど…

 

単語の意味を暗記するのではなく、ニュアンスを理解し、核となる意味を押さえれば使い回せるとの話もあり、なるほど~と納得。

 

後半のディスカッションは、特にジェンダーや人種、経済格差など“世の中の不平等”について、国際的な視点から取り上げた放送回の反響が大きかったとのこと。

日本在住歴も長く「頭の中に2つの文化を持っている」MITOさんと、日本人のYUKOさんとのトークは多様な考え方にふれることができます。

日本ではどうか、グローバルな視点で見るとどうか…と、時事問題を一緒に考えながら、異文化にも目を向けるきっかけになりそうです。

 

「英語を話すことで物の見方や価値観を広げられ、もうひとりの人格が自分の中にできていく感じがします」と話すYUKOさん。

YUKOさん自身、元々英語がペラペラ!というわけではなく、MITOさん&リスナーとともに勉強中なんだそう。

「調和を重んじる日本に対し、英語圏では自分の意見を主張することが大切。これからの時代に必要なコミュニケーション力を、一緒に磨いていけたら」と語ってくれました。

 

ラヂオつくば

 

2020年6月にスタートし、今月で番組放送1周年を迎える「カルチャーショック」。

リスナーは英語を話したい人をはじめ、仕事で使う人、英語の先生など、中学生〜70代までさまざま。現代のグローバル社会で子育てをしているパパ、ママたちにもぜひ聴いてほしい!とのことでした。

日曜朝の「ラヂオつくば」が、家族で英語や異文化にふれるきっかけになったら素敵ですね。

 

また、6月27日(日)の午後には、MITOさんによる「英会話の上達に役立つ講座」をつくば市内で開催予定だそう。詳しくは番組ホームページにアクセスしてみてくださいね。

 

以上、なのはながお届けしました^^

 

<参考HP>
 ラヂオつくば
 カルチャーショック
 サイマルラジオ

 

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