ミシン室併設の喫茶店～Silvervine～

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※当記事は1月14日に取材したものです。
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みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

４月に入園・入学を迎えるお子さんがいるご家庭では、そろそろ準備に取り掛かる時期ですね。手提げや上履き入れ、巾着類を手作りするのにお困りの方はいらっしゃいませんか？

ミシンを自由に使え、スタッフのサポートも受けられる”ミシン室”を併設した喫茶店がオープンしたと聞き、さっそく行ってきました。

2020年8月につくば市中根にオープンした「Silvervine（シルバーバイン）」は猫好きのオーナーと娘さんが切り盛りしている喫茶店で、まるで絵本に出てくるようなドイツの木組み風の建物が目印です。猫が大好きな”マタタビ”を意味する英単語”Silvervine”を店名にするほど、店内のいたるところで猫への愛情をたっぷり感じられます。

つくばエクスプレス（TX)つくば駅から車で10分ほどの場所にあるこのあたりは、近頃ますます開発の進む流星台や春風台、さくらの森からもすぐ。幹線道路から奥まったとても静かなエリアです。

店の前の駐車場から入口へのアプローチには猫の足跡を模したタイルが置かれ、扉の前で猫の置物が日向ぼっこ。お店へ入る前からたくさんの猫がお出迎えしてくれますよ！

木目調の落ち着いた店内に入ってまず目に入ったのは、奥の壁に掛けられた猫の装飾が施されている木の時計。正時ごとにかわいらしい音色を響かせます。

１階、中２階、２階にある客席は、現在は感染症対策でテーブル数を減らしたり、レイアウトを変更しているのだそう。１階にはテーブル席と半個室、中２階は一人でも食事がゆっくりできるよう間仕切りが設けてあるテーブル席、２階の個室のようなテーブル席は主に予約や大人数の来店者向け。一人からグループまで人数に合わせた客席が選べます。天気の良い日は2階の窓からの眺めが抜群ですよ。

もともと手芸や裁縫などが得意という店主と服飾専門学校を卒業した娘さん。多くの方にその楽しさを味わってもらいたいと設けたのがこのミシン室です。入室料は300円で、喫茶の営業時間中はいつでも利用可能です。

ミシン室内には家庭用ミシン2台、業務用ミシン1台、刺繍ミシン1台、ロックミシン1台の合計5台が置かれ、アイロンや作業台も利用することができます。家庭用ミシンのうち１台はひらがな、英数字などの簡単な文字の刺繍も可能ですが、本格的な刺繍ができる刺繍ミシンの利用は入室料に加え別料金（500円～）が必要です。

こちらのミシン室は”自宅にミシンはないがちょっとだけ使いたい”　”ミシンを置くスペースが自宅にはない”という方にぴったりで、糸、布、材料を持参すればOK。使い方を説明してくれる無料の説明会（要予約）もありますよ。

一人でミシンを使うのは心配という方には、スタッフが手伝ってくれる有料サービスが便利です。予約制の「お手伝いプラン」は入室料に300円をプラスした600円で利用可能。作り方のアドバイスをスタッフから受けながら作業を進められます。このサービスを利用できるのは第1、第3水曜日14：30～と日時が決まっているため、希望の場合は前日16時までに予約が必要です。

喫茶店とミシン室という一風変わった組み合わせですが「ミシン室を利用した後にコーヒーやスイーツで休憩したり、ランチをしたりと併せて利用してもらえたら」と店主。アットホームな雰囲気もあって、つい長居してしまいそうです。

ランチメニューではハンバーグセットや季節のパスタ、カレーライスなどを提供しています。

店主おすすめのハンバーグセットにはコーンスープ、サラダ、ライス、ドリンクがセットになっています。果物入りのサラダはフルーツの甘さとさっぱりとした後味のバランスが絶妙で、人気のある一品なのだそう。ふっくらとしたハンバーグは和風おろしソースとの相性が抜群で、また食べたくなる味わいです。ティータイムにはケーキセットなどスイーツメニューも充実していますよ。