みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
心地よいおうち時間を過ごすために、自宅のリビングや玄関をパッと華やかにできたら…と思いませんか?
いつもの部屋の雰囲気を明るくしてくれる花を飾ろうと、つくば市研究学園にあるフラワーショップを訪ねました。
つくば市研究学園に佇む小野酒店の店先に花が並んでいるを見かけ、気になっていたこのお店。2020年2月にオープンした「Flower shop MajoraM(マジョラム)」は、店主の新屋さんが小野酒店研究学園店の店先を借り、一人で切り盛りするフラワーショップです。
オープンした当初は週末だけの営業でしたが、10月からは木曜のみが定休日。日本最大の花き市場である東京の「大田花き市場」から直接仕入れた、産地や品質にこだわった生花やドライフラワーを主に販売しています。
”ライフスタイルにお花のスパイスを”というのが同店のコンセプトで、花が日々の暮らしのアクセントとなるよう、”一味違った”花を取りそろえているのだとか。
都内の大手生花店で長年働いてきた経験を活かし、つくばへの引っ越しを機にここで自分の店を始めたいと思ったという新屋さん。緑豊かなつくばでの暮らしがとても気に入り、雄大な筑波山の姿を望むことのできる小野酒店の入り口で開業したいと思ったのだそう。「店名には二つの峰がある筑波山の形を思わせるMの文字を入れようと、ハーブのマジョラムから取りました」
筑波山への思い入れは、お店のロゴにも表れています。
入口にずらりと並ぶ色鮮やかな生花が、まるでここだけ一足先に春が訪れたかのように辺りを明るく彩ります。フリルのような花弁が豪華な花は一輪挿しでも映えます。
もし花選びに困るようなことがあれば、新屋さんにお任せを。イメージに合わせて手際よく花を選んでくれるだけでなく、花のお手入れや長持ちさせる秘訣などいろいろと相談にのってくれますよ。
花の色は気持ちに変化をおよぼすもの。沈みがちな気分なら気持ちも華やぐビタミンカラーを、ゆったりとしたいなら落ち着いた色を選ぶといいのだとか。
小野酒店の店内ではドライフラワーやデザイン性に富んだ花器も扱っています。ガラスの器に入れられた青い”ムスカリ”の花は、早春の花として知られています。部屋に気軽に置けるサイズで室内でも春を感じられますね。
落ち着いた色合いのドライフラワーが多く、個性的なものを中心に取り揃えているのだそう。中には”クジャクの羽”という珍しいアイテムも。型にとらわれない、アートのような作品に仕上がりそうですね。水を必要としないドライフラワーは額に入れたり、壁に吊るす”スワッグ”にしたりと生花とは違う飾り方ができるのも魅力のひとつです。
新屋さんが心掛けているのは、他ではお目にかかれないような珍しい花を仕入れること。確かに生花もドライフラワーも個性的でシックな色合いの花が並びます。しかも、ただ珍しいだけでなく品質や産地にこだわるのは、お気に入りの花を長く楽しんでもらいたいという思いから。さまざまなイメージに合わせられるよう、同じ花でも色を変えるなどしてより多くの種類を取り扱っています。
地元の方とつながりたいという思いでスタートしてから約1年。今や常連の来店者も増え、温かい言葉をかけてもらうなど縁を感じるようになったと話す新屋さん。
今後は地域の方ともっとつながりをもてるよう、季節ごとの花を楽しむアレンジメントなどのワークショップを開催するのが当面の目標。季節感を演出するのにぴったりな作品をワークショップで自ら作れたら素敵ですね。
事前に予約をすれば、素敵な花束や開店祝いのアレンジメントを用意してくれますよ。「かわいい」から「かっこいい」まで幅広い種類の花を扱うFlower shop MajoraMでお気に入りを選んで、気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
以上しらゆきがお届けしました。
■ Flower shop MajoraM(マジョラム)
所在地 つくば市研究学園3-19-1 小野酒店研究学園店入口
電話 080-9809-7254
https://www.instagram.com/majoram87/
営業時間 10時~19時
定休日 木曜
※イベント等で不在の場合がありますので、SNS等でご確認の上お出かけください。
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※当記事は茨城県による緊急事態宣言以前の1月上旬に取材しました。
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