こんにちは、つくスタ特派員のまぁです。
師走に入り、今年も余すところ1カ月を切りました。
この1年を振り返ると、皆さま、さまざまな思いがあると思いますが、今年ほど、来年への切なる希望を願う年はなかったのではないでしょうか。
私もそんな思いを胸に、11月22日(日)に小田城址歴史ひろばで開催されたイベント「つくばの夜空に輝きを~希望の願いをこめて~」に参加してきました。
会場に入ると、まず力強い演舞が目に飛び込んできました。つくば市を中心に活動する斬桐舞(きりきりまい)によるYOSAKOIソーランです。バルーンねぶたの展示と相まり、今年中止となったまつりつくばを彷彿とさせます。
このイベントは、“みんなの願いをスカイランタンに込めて飛ばそう!”ということで、中国やタイでお祭りの際に打ち上げられる熱気球(スカイランタン)を、火を使わないLEDスカイランタンに代え、集まったつくば市内の小学生の親子100組200人が思い思いの絵や願いを描いて飛ばします。
今年ならではのコロナの終息を願うものはもちろん、鬼滅の刃のキャラクターを描いているものも多く見られました。
そうして完成したランタンは、LED光源とヘリウムガスを入れた風船を中に入れ、願いを乗せて空へと向かいます。
日が落ち、スカイランタンの打ち上げ時間になるまで、会場探索です。
以前特派員TAKAKOさんがおじゃました、小さなお弁当屋cocoroさんが出店していましたよ。
貴重なつくば産の無農薬小麦を使ったマフィンは、子どもたちに♪
そしてそのお隣には、峠ノカレーさん。
店舗を持たず、間借りして営業しているカレー屋さんなので、ここで出会えたのはラッキーです☆
イベントを主催しているつくば青年会議所も、アンケートに答えると豚汁を振る舞ってくれました。あつあつの豚汁がうれしいです。
会場をぐるりと囲むこんもりとした土塁跡で芝すべりをする子どもたちが楽しそうです。あちこちに遺構があり、案内板で小田城の歴史を知ることができます。イベントを楽しむだけでなく、歴史に親しむことができました。
だんだん日が陰ってきて、ふと見上げるときれいな上弦の月が出ていました。もうすぐ私たちの願いを乗せたランタンが空に浮かびます。
月を眺めていると、太鼓の音が聞こえてきました♪いよいよです。
コロナの終息と、みんなの願いが叶うよう、そしてつくばのみんなの笑顔を祈って…
今回のこのイベントは、つくば市では初の開催です。
つくば青年会議所でも、今年は主催イベントのほとんどを中止にせざるを得ませんでしたが、そのような状況でもみんなが希望を持てるようにと企画したそう。
参加者たちは口々に「今年は出かける機会が少ないので、家族で参加できるイベントがあってうれしかった」とおっしゃっていました。
来年は、今年できなかったイベントが開催できる年になりますように☆彡
バルーンねぶたも、本来の場所、まつりつくばでまた再会したいです。
コロナの終息と、みんなの願いが叶うよう願いをこめて…まぁのレポートでした。