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森の中のアンティークショップ「家貨屋kakaya」

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2020年07月06日

— 追記 —
「家貨屋kakaya」は、2021年6月25日、茨城県つくば市国定文化財の「つくば文化郷」(つくば市吉瀬1679-1)へ移転、リニューアルオープンしました。
————–

 

皆さん、こんにちは!小さい頃、蚤の市で買ってもらった赤い補助輪付き自転車を宝物にしていた♪つくスタ特派員のTAKAKOです。

 

以前このブログでもご紹介した、アンティーク雑貨やお花・クラフト作品などのお店が300店以上も集まる一大マーケット「フェルム・ド・フェスティバル」。

 

稲敷市の「こもれび森のイバライド」で定期的に開催され毎回多くの来場者で賑わう人気のイベントですが、今年4月、このフェスを主催する「KAKAYA MARKET」が手掛けるアンティーク雑貨店が、つくば市吉瀬にオープンしました。

 

 

訪れたのは、繁華街でもなければ住宅街でもない、TXつくば駅から車で約10分のところにある「フォンテーヌの森キャンプ場」。

 

つくばの中心地から程近いことを忘れてしまいそうになるこの緑豊かな森の入り口に、アンティーク雑貨店「家貨屋kakaya」があります。

 

4月4日のオープン後間もなく緊急事態宣言により一時休業を余儀なくされましたが、その後キャンプ場の再開に合わせて営業を再開。

店内はほぼ全面ガラス張りで風通しがよく、入店はマスク着用でアルコール消毒をした上、 一度に2組までといった取り組みもなされているので安心です。

 

 

古道具の上にのせられた「家貨屋」という小さな看板がお店の目印。

 

家具・雑貨・マーケットという意味が込められたその名の通り、店先には使い込まれたホーローのバットや「なんでも万能な給食かご」という説明書きが添えられたステンレス製のかご、ハーブの苗などが並べられており、その雰囲気はこれまで家貨屋が主催してきたマーケットさながら。まるでここだけ時間がゆっくりと流れているような、そんな感覚になるのが不思議です。

 

今日はどんなものとの出合いがあるだろう!とワクワクしながら扉を開けました。

 

 

扱っているものは幅広く、ヨーロッパ製のアンティーク・ビンテージ雑貨を中心にアメリカや日本の骨董まで、どれもスタッフのセンスで選んでいるとのこと。

 

古いものと聞くと抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、ものを大切にすることでより丁寧でスローな暮らしができるようになったという声も。

 

誰かが大切にしてきた道具を受け継ぎ、手入れをしながら使い続けていくことで暮らし方まで変わっていく―、そんな発見をもたらしてくれる魅力が古道具にはありそうです。

 

時の流れがゆっくりになったような感覚は、店内に入りたくさんの古道具に囲まれるとなんだか時が止まっているような感覚に。それが古道具の持つ独特な空気感なのかもしれませんね☆

 

 

コカ・コーラのノベルティだったというレトロ可愛い花柄の小瓶や、木製の小引き出し、フロアランプ、魔法瓶といった実用的なものもあれば、オーナー自らが細工を施したという木の靴型、昔の電話器といったオブジェとして飾っておくものも。

 

気になるけれどいったいどこに飾ればいいのだろう…と迷ったときには、店内のディスプレイを参考にしたりスタッフに尋ねてみるのもおすすめです。気さくなスタッフから道具にまつわる詳しい話が聞くことができるかもしれませんよ^^

 

 

古道具だけでなく、県内在住の作家さんによる消しゴムハンコの植物画カードや、ブローチ、クマのぬいぐるみといったクラフト作品も多数置かれており、お友達へのギフトにしても喜ばれそう。

 

“特別の日ではない、日常に寄り添うグリーン” の提案・販売をしている龍ヶ崎市「hanabiyori」のドライフラワーやスワッグたちも、お店に優しい彩りを添えてくれていました。

 

 

中学生の頃から古着や古いものが大好きだったという、つくば市出身のマネージャー飯島丸子さん(左)と「hanabiyori」を主宰するスタッフのリカさん(右)。 

リカさんが履いているのは、もともとはテーブルクロスだったというビンテージレースがあしらわれた家貨屋オリジナルのスカート。

 

一方、丸子さんのスカートにあしらわれているのはうっすらと「米」の文字が見えるアメリカの穀物袋で、日本の米袋がアメリカへ渡り、向こうで穀物袋として使用された後にまた日本へ戻ってきたというエピソードを教えてくれました。スカート一つにもこうした物語があるので面白いですよね。 

 

 

古物に流れる時間は、終わりのない旅路のよう(家貨屋Facebookより)

 

気に入った古道具を手にして外に出れば、止まっていた道具の時間が再び動き出し、新しい旅が始まるー。

いつかまた誰かの手に渡るその日まで、出合いがあったときにはそんな愛すべきものたちとの旅を大事にしていきたいものですね^^

 

 

KAKAYA MARKETでは、イベントの規模を小さくするなどして今後もさまざまなイベントを開催予定とのこと。

そちらの方もぜひHPでチェックしてみてくださいね(写真は昨年のフェルム・ド・フェスより)

以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。

 

家貨屋 kakaya

つくば市吉瀬1247-1 フォンテーヌの森内

営業時間:12:00-17:00

店休日:火曜日・水曜日 ※フェルム・ド・プチ主催のため7月8日まで臨時休業

TEL:080-4407-8512

古いものの買い取りもしています。お気軽にお問い合わせください。

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