日々の暮らしに香りを添えて　みらい平「fika」

みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。

 

そろそろ春のお彼岸のシーズンを迎えますが、お墓参りや仏壇へのお供えを考えている方も多いのではないでしょうか。

お彼岸の線香など、香りのグッズを中心に扱うみらい平のお店を紹介します。

 

つくばみらい市にある、つくばエクスプレス（ＴＸ）みらい平駅は秋葉原駅へ最短40分という利便性を活かし、多くの子育て世代が住まう街です。

 

駅を中心として新たな住宅地が広がり、みらい平地区だけで大小14カ所の公園や自転車歩行者専用道路が整備され、緑豊かな自然と美しい街並みが共存しています。

 

 

みらい平駅から歩くこと約10分。つくばみらい市紫峰ヶ丘にある香りの店「fika（フィーカ）」は、オープンしてからこの春で3年になります。

百貨店の香りの専門店に勤務していた店主が営む、アロマや線香、お香、ハーブティー、自然食品などを扱うお店です。

 

店名の由来は北欧の言葉で、”お茶を飲む”や”コーヒーブレイク”のようなホッと一息つく時間を意味するのだそう。

お子さんとの散歩のついでに気軽に立ち寄れるような、ゆったりと寛げる空間であってほしいという店主のおもてなしの心が表れています。

 

 

春の装いの花が彩りを添える店内は、心癒やされる香りに包まれます。

アロマ、お香や線香、ルームフレグランスなどの香りのもの、そして奥には自然食品がセンス良く置かれています。

 

できるだけ温かみが感じられるよう木製の棚やテーブルを用い、プラスチック製品をなるべく使わないのは店主のこだわりです。

 

 

線香といっても今は香りもさまざまで、加羅など伝統のものから無香や無煙のものもがあるのだとか。用途も仏壇で使う以外に、ローズやラベンダーなどの香りはリラックス効果を得るなど日常生活で楽しめます。

 

中でも人気のものがなんと”コーヒー”！コーヒーの香りの線香は、リビングではもちろん、キッチンで魚調理の後などの消臭にも利用されているのだそう。

 

”コーンタイプ”といわれる円錐型のお香は種類も多く、燃焼時間が5分ほどと短いため、気軽に楽しむことができます。サイズは小さめですが、小皿の上で焚くと香りが部屋全体に広がるのだとか。

気分によって香りを使い分けることで、リラックスや癒やし効果もありますね。

 

線香やお香が初めてという方は、店主に相談してみてはいかがでしょう。希望に沿った香りを紹介してくれますよ。

また、線香は実際に火をつけて、香りを確かめてみることもできます。これなら自分のお気に入りの香りを安心して買い求められますね。

 

 

今の時期は花粉症対策として、ミント系や柑橘系の香りのバームやアロマスプレーが並んでいました。

この柑橘系バームを私も愛用しているのですが、これを鼻に塗ると、さわやかな香りが広がり、花粉症による不快感が和らぎます。花粉症でお悩みの方におすすめです。

 

 

店内の奥にある自然食品の棚には、調味料や出汁、カレーなどさまざまな食品が所狭しと並んでいました。

「お客様からのリクエストで扱う商品がどんどん増えています」と店主が話す通り、当初は少しだったという商品が今や棚三つ分。

 

子育て世代が多く住まうみらい平という土地柄もあり、健康志向の方が多く、無添加や減塩、無塩といったものが人気なのだそう。

 

また、10グラムからの量り売りで、試飲もできるハーブティー。ローズヒップやルイボスティーなどたくさんの種類から選ぶことができますよ。

 

 

「お客様には”選ぶ楽しみ”を味わってほしい」と店主。素敵なパッケージの商品がずらりと並んでいるのを見ているだけでもわくわくしちゃいます♪

 

いずれは”におい袋”の香りを来店者が自分で選べる”オリジナルにおい袋”を用意したいと話す店主。既製品ではなく、自分の好みの香りを常に持ち歩けるなんて洒落てますね。

 

ハーブソルトや入浴剤など小袋入りのものは、ちょっとしたプレゼントにもぴったり。無料でラッピングしてもらえるのもうれしいですね。

 

自宅用から贈答用まで、さまざまな用途で選ぶことのできるお店「fika」。

この春、新しい香りを暮らしに迎えてみませんか。

 

以上しらゆきがお届けしました。

 

■fika（フィーカ）

所在地　つくばみらい市紫峰ヶ丘1丁目21-3　ブリリアントパレス102

営業時間　11時～18時

定休日　木曜

※駐車場あり