皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
紅葉シーズンを迎え、多くの人で賑わう筑波山。
ハイキングだけでなく、みかん狩りを楽しむ人や七五三で筑波山神社を参拝するファミリーなど連日多くの人が訪れ、筑波山の秋を楽しんでいます。
そんな中、私が向かったのは知る人ぞ知る筑波山麓の紅葉スポット。今回は、大人女子にぴったりな癒やしの紅葉スポットをご紹介しますね!
筑波山の西麓、つくば市国松の集落の坂道を上っていくと、見えてきたのは曹洞宗のお寺「性山寺(しょうざんじ)」。
このお寺の周囲は「水郷筑波国定公園特別地域」にも指定されており自然が豊かで静かな場所ですが、春には参道入り口の太鼓橋にかかるしだれ桜、秋には山門のもみじが見事なことで多くの人に親しまれているお寺なんですよ。
開山は1559年、室町時代と伝えられる歴史ある性山寺。
その山門を彩るのが、今まさに色付き始めた色とりどりのもみじです。
木の葉の間から差す柔らかな秋の日差しに、心が洗われるような気持ちになるとはまさにこのこと!
日常のせわしなさや雑念がすーっと消えていき…紅葉と日の光が織りなす素晴らしいグラデーションに心から感動している自分がいました。
木の葉の色は、緑から黄色そして赤へ―。
今年は例年より紅葉の時期が遅くなっているので特派員が訪ねた日にはまだ緑の葉を多く残していましたが、これからがまさに紅葉の見頃。
性山寺には参道右手に駐車場がありますが、そこまでの道は狭いので運転には十分注意して、心静かにお参りしたいですね^^
一方、こちらはつくば市北条地区と筑波山神社を結ぶ古道、「つくば道」沿いにある「普門寺(ふもんじ)」。
鎌倉時代に開山された真言宗のお寺で、平成27年に再建されたという本堂は一見すると素朴な佇まいですが、伝統技法に則って建てられたお堂の作りは実に素晴らしく、見事というほかありません。
そして、この境内にもまた心洗われる風景があるんです。
参道を上り、2つの山門をくぐって見えてきたのは、空を朱色と黄色に染める美しい紅葉―。
木々の下には、鐘楼を背景に「三光乃滝」と呼ばれる滝があり、心地よい水音が境内に響いていました。
水面に浮かぶ落ち葉の美しさに心を奪われていると、遮那宥弘(しゃなゆうこう)住職が「よかったら本堂をご案内します」と特派員に声を掛けてくれました。
古道つくば道沿いにあって、「静寂」という言葉がふさわしい普門寺。
境内の秋を楽しみながら住職の話に聞き入るその静かな時間は、大人女子の心を癒やす趣き深いひとときになりました^^
筑波山麓には紅葉の美しいお寺がほかにもあるので、ぜひ皆さんも自分だけのお気に入りスポットを見つけて山麓の秋を楽しんでくださいね。
以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました♪
【性山寺】
つくば市国松1361
【普門寺】
つくば市神郡970