皆さん、こんにちは!つくスタ特派員のTAKAKOです。
食やスポーツ、科学や芸術と、さまざまなジャンルのイベントが開催されている秋本番のつくばエリア☆
そんな中、子どもたちの生き生きとした姿に思わず足を止め見入ってしまったイベントがありました。
先月末に開催された「輝け!中高生ドリームフェスタ」は、 つくば市内に在住・在学する中高生が中心となって企画・運営された体験学習型イベント。
子どもたちの、「こんなことをしてみたい、こんなことを発表したい」という思いを募り、つくば市教育局生涯学習推進課が広報活動などを全面的にバックアップ。子どもたちによって考案されたさまざまなイベントが、会場となったBiViつくばや大清水公園で実施されました。
BiViつくばの交流サロンで開催されたのは「茶屋」。
より多くの人に茶道の心得を知ってほしいという思いから、茶道教室に通う中高生が企画しました。
会場は家族連れから買い物客まで多くのお客さんで賑わい、整理券が配られたほど。
恥ずかしながら作法を全く知らない特派員ですが、子どもたちが心を込めて点ててくれたお茶のおいしいこと!
こうした機会がなければ気軽にお茶の席を体験することもできないので、有り難くいただきました。
一方、こちらは竹園高校の生徒たちによって行われた「百人一首」。
高校生に混ざって小学生も飛び入り参加し、会場を盛り上げました。
最近では映画やドラマが話題となりその名を知られるようになった競技かるたですが、百人一首といえば、実際はお正月に一度やったことがあるかないかというくらいの方がほとんどではないでしょうか。
目の前で繰り広げられる迫力あるかるたの世界に、見ている私の手にも思わず力が。
企画した高校生に話を聞くと、大会出場を目指し、これからも頑張りたいと力強く答えてくれました。
もやい結び、巻き結び、えび結び…
これらは全てロープの巻き方のこと。
この春、鹿児島からつくばへ引越してきたという中学生の男の子が教えてくれたのは、ボーイスカウトで培ったさまざまなロープワークです。
最初は、他の参加者のサポートができればと思い「ドリームフェスタ」に応募しましたが、準備をしていくうちにいつの間にか発信する側になっていたんだそう☆
教えてくれた「もやい結び」というのは、船を杭などにつなぎとめる(もやう)際に用いる結び方。強度がありながらほどくときはとても簡単なんですよ。
会場には、ロープと木で作られたミニサイズの「立ちかまど」も展示。
実際には180cmくらいの高さがあり、その名のとおり立ったままかまどに火をくべたり調理することができるという優れもの。
中学生でありながらアウトドアの達人になる日も近そうです!
そして、素晴らしい演奏とパフォーマンスで会場を魅了したのは、中学の同級生だという3人組、和太鼓の巧将(こうすけ)くん、けん玉の紫苑(しおん)くん、ダンスの秋音(しゅうと)くんです。
「赤青紫」と名付けられたこのチームは、なんと和太鼓とけん玉、そしてヒップホップダンスという異色のコラボグループ!普段は太鼓教室で和太鼓を習っている巧将くんですが、いつしかこの3人で合わせたら面白いんじゃないか?と思うようになり、この「ドリームフェスタ」に応募したんだそうです。
意外な組み合わせに、いったいどんなコラボレーションになるんだろうとワクワクしながら始まりのときを待っていた特派員。
中学生らしい爽やかな挨拶の後に始まったのは、胸がドキドキするような情熱的な和太鼓。そして、とってもクールなヒップホップダンスと難易度の高いけん玉のパフォーマンスが熱い太鼓のリズムと融合し、新しいジャンルのパフォーマンスが誕生しました。
夢を実現するために、考えること、コミュニケーションをとること、そして仲間と支え合うこと。
そんな私たち大人にとっても大切なことを、今回、肌で学ぶことができた子どもたち―。
彼らが歩む輝かしい未来を、影ながら見守り、これからもずっと応援していこうと思う特派員TAKAKOです^^