みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
9月になって朝晩過ごしやすい日が増えましたが、まだ残暑の厳しい日もありますね。暑くても子どもは元気いっぱい☆
つくばエクスプレス(TX)万博記念公園駅の近くにできた新しい公園が一部開放されたと聞いて、娘と遊びに行ってきました。
TX万博記念公園駅の周辺は大型高層マンションや住宅が立ち並ぶ一方、少し離れると緑豊かな森や畑が広がる場所です。
工事があちこちで行われており、駅前ではビジネスホテル「アパホテル」が2020年4月に開業予定で、現在建設工事の真っ最中。住宅地もますます広がりを見せ、常に新しい発見があるエリアです。
今回ご紹介する「香取台吉祥公園」は、駅から徒歩10分ほど。2019年7月から一部供用開始となったばかりの公園です。現在一部の芝生エリアが養生のため立ち入り禁止となっていますが、園路や遊具は開放され、自由に遊ぶことができます。
公園の外周には見通しのよい園路が整備されており、ここをウオーキングやジョギングしても清々しく気分も良さそうですね。西側の園路沿いにはモミジ並木があり、秋が深まるにつれ色鮮やかな紅葉が楽しめるのだとか。今は芝生の緑がまぶしいこの時期ですが、これから季節の移り変わりと共に彩りの違う景色が楽しめるのも素敵ですね。
広い芝生広場には、なだらかな斜面の築山があり、そこの頂上からは天気が良ければ名峰筑波山を望むことができるのだそう。小高い丘の上でピクニックも素敵ですね!緑に囲まれながら、眺望も楽しめる公園です。
娘は「広いね~」と言いながら芝生の築山を駆け上ったり、てっぺんでシャボン玉遊びをしたりと元気いっぱい。そこを登ったり下ったりと走り回るだけでも子どもにとっては楽しい遊びです。
遊具は滑り台やうんていが一体型になったもの。幅広い年齢のお子さんが遊べます。
中でも娘が一番喜んだのが噴水です。
公園の中央あたりに地面と一体化した噴水があります。ドーム状になっていて、そのてっぺんや周囲から噴水が出る仕組みになっています。近くに設置された案内板によると、4月末から9月末まで噴水が稼働するのだとか。
この日は蒸し暑く、冷たい噴水に娘はおおはしゃぎ!子どもの足首までがつかる程度の水の量でした。
一緒に遊んでいた2歳くらいの女の子のお母さんが「夏休み中は近所の子どもたちがたくさん遊びに来ていましたよ」と教えてくれました。
噴水は一定時間噴出したあと、数分間の休止があり、また再開するという仕組みです。噴水が出たり止まったりするのも子どもたちにとっては楽しい様子。突然噴出する水に大喜びでした。
休憩できるパーゴラ付きのベンチが噴水脇にあり、子どもたちの遊ぶ様子をここで見守ることができます。噴水を見ているだけでも涼しい気分になれますね。
公園の一角で見つけたのは、あずまやの脇に設置された「島名熊の山遺跡」の案内板。驚いたことに、この公園の周囲には県内最大級の集落跡の遺跡があるのだそう。古墳時代から平安時代にかけての竪穴式住居の跡、掘立柱建物跡が確認されており、公園内に遺跡の概要を示す案内板が掲示されています。
時代は変わっても、ここに人々が”住まう”ことに思いを馳せて公園を散策するのも面白いかもしれません。
この公園のすぐ近くに(仮称)香取台小学校が建設されることが決まり、周辺住民待望の新学校が2023年度に開校します。
小学校の前にこんな緑豊かな公園が広がっているなんて、開放感抜群ですね。
周辺では住宅地になると思われる造成工事が行われていました。さらに新しい住宅地が広がりを見せ、街の様子が日々変わっていくことでしょう。
園内に無料の駐車場とその脇にはお手洗いも完備。小さなお子さん連れでも気軽に訪れることができます。荷物が多くても安心ですね♪
噴水で水遊びができる公園で、残暑に負けず、涼やかにほっとできるひとときを過ごせそうです。
まだまだ暑い時期に噴水遊びを楽しみたい、新しいおすすめスポットです。おでかけの際は暑さ対策もお忘れなく!
以上しらゆきがお届けしました。
■香取台吉祥(きちじょう)公園
所在地 つくば市島名1154
※噴水情報
稼動時期:4月末~9月末
稼働時間:10時~16時
稼働間隔:10分間噴出5分間排水、停止