みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
春の大型連休の頃に田植えが一斉に始まるつくばエリア。
水田がまぶしいくらいの日差しに照らされ、きらきらと輝く水面は初夏の訪れを知らせてくれるかのようです。そんな季節の移ろいを五感で感じられるのも、つくばエリアの大きな魅力のひとつ。
筑波山のふもとに広がる自然豊かな環境に魅了されて、つくばエリアに住まう子育て世代が増えています。
この日私が訪れたのは、つくばエクスプレス(TX)研究学園駅から歩くこと10分ほどの場所にある学園南地区。
商業施設や飲食施設が軒を連ねるこの場所に新居を構えたKさん宅を訪ね、つくばの住み心地について、話を聞いてきました。
Kさんファミリーは、ご主人と奥様、小さなお子さんが二人いる4人家族です。
駅まで徒歩圏内で、県内にある双方の実家にも近いことからこの場所を選んだのだそう。
「近くにはクリニックが複数あり、子育て中のわが家には大助かりです」と話してくれました。
周辺には小児科、眼科、歯科、耳鼻科など病院が多く、子どもの急な病気にも対応してくれるクリニックが選べることはありがたいことですね。
以前は県南部で住まいを転々とし、5年ほど前にマイホームを建てることを決めたKさん。
周辺地域も含めて検討した結果、つくば市学園南に住まうことを決めたのは、その利便性から。ここに住むようになって、駅や市役所、公園、病院、スーパーマーケットなど暮らしに必要な場所がすべて徒歩圏内にあり、暮らしやすさがぐんと向上したのだそう。
ハワイアンな雰囲気にあふれたカフェ「コナズ珈琲」や旬の果物を取りそろえたフルーツショップ「aoki」など、つくばエリアで今話題の人気飲食店もすぐそば。思い立ったらすぐ行けるのがいいですね♪
街全体が新しく、新たに家を構える世帯ばかりで、子育て世代が多く住まうことも心強いと話してくれました。
そんな生活に便利な場所でありながら、近くには緑豊かな森が林立し、空気が清々しいことも決めてのひとつになったのだとか。
住まいの近くには広い公園が多数あり、休日ともなると子ども連れの家族の遊ぶ声が聞こえてくることも。
「森から小鳥のさえずりが聞こえてくる、そんなのびのびした暮らしがいいんです」とKさん。
Kさんファミリーも家族そろって近くの学園南公園や科学万博記念公園へ遊びに出かけることもよくあるのだそう。
TXを使って都内へ通勤しているというご主人は、自宅から駅までの距離が近く、都内へのアクセスの良さも気に入ったポイントとのこと。
研究学園駅から秋葉原駅まで最短46分というTXを利用して、スマートに通勤です。
TXは踏切がゼロで、全駅に転落防止用ホームドアが設置されるなど安全面でも優れていたりと、小さな子どもを連れて乗車するときも安心です。
また、最高速度130キロというスピードが自慢ですが、揺れが少ないことでも知られています。
遊びやレジャーで出かけるときには、常磐道や圏央道など高速道路を使って出かけることも多いというKさんファミリー。
例えば、成田山へ行くときには圏央道を、新三郷にある北欧家具の店「IKEA」に買い物に行くには常磐道を、という具合に方面に合わせて使いこなしています。
「つくば市内にあるインターチェンジからすぐに高速道路に乗れます。小さな子どもがいると車での外出が多いので、とても助かります」と話してくれました。
この近くには、つくば市役所や中央消防署があり、車で5分ほどの研究学園エリアには警察署や郵便局の新築工事が着々と進んでいます。
官公庁が近くにあることで、利便性はもちろん安心感も増しますね。
買い物は、北関東最大級のショッピングモール「イーアスつくば」や会員制スーパー「コストコ」へも近く、気軽に訪れることができます。
また、ホームセンター「山新グランステージ」では、ホームセンター、家具インテリア、ペット用品、カー用品など生活を豊かにしてくれるさまざまなアイテムがそろいます。
DIYが趣味で、塗料で板の色を塗り替えたり、洗面所の棚を作ったりと自分流のアレンジを楽しんでいるというKさん。ホームセンターでお気に入りのDIYグッズを探すのも楽しそうです♪
このあたりはピアノやそろばん、学習塾、絵画教室など子ども向けのさまざまな教室がそろっているのも、子育て世代にはうれしいポイント。
子育て・教育環境が充実しているつくば市では、その恩恵を感じることがあるのだそう。
つくばで夏休みの期間中に開催される「つくばちびっこ博士」もそのひとつ。
「つくばちびっこ博士」とは、つくば市内にある研究機関などを見学できるスタンプラリーのことで、毎年全国から大勢の子どもたちが参加している人気イベントです。
たくさんの研究施設を見学した中でもKさんが意外だったのは、お子さんが地質標本館の石の美しさに興味を示したこと。枠にとどまらない、子どもの知的好奇心の広がりを改めて実感したのだそう。
親が気づかないわが子の関心をさらに深いものにしてくれる機会だったと話してくれました。
注文住宅で希望通りの家を建てたKさん宅。ウッドデッキのある芝生の庭と広い駐車場が確保してあります。両親や親せきが集まったり、将来子どもたちが車を持つときのことを考えて、駐車場は広く用意しておきたかったのだとか。
玄関には、DIYで取り付けた家族みんなの帽子をかけるフックが用意されています。このおかげで、元気いっぱいの子どもたちとすぐに遊びに出かけられます。
土間に設けた広いシューズクロークは、たくさんの靴や大きな荷物を収めるのにぴったり。玄関まわりのものをすっきり収納できますね。
家族団らんのひとときを過ごす憩いの空間のリビング。中央に置かれた大きなソファーに腰を下ろし、庭を眺めての読書というのも素敵です。
キッチンとリビングの距離が近く、キッチンにいてもリビングにいる家族の雰囲が感じられます。
リビングの隣には子どもたちの遊びに空間となっている和室も。リビングと一体化しており、仕切りを開ければ広々とした空間に様変わり。子どもたちの様子をキッチンから見守れるのは安心です。
昨年、お子さんたちとミニトマトを植えて収穫を楽しんだという庭の家庭菜園。「今年はニンジンを育ててみようかと思っています」と奥様。
子どもたちが駆け回る広々とした庭を自由にアレンジできるのも、戸建ての特権です。
いずれは庭に花やシンボルツリーを植えて、子どもたちと一緒にガーデニングを楽しみたい…とKさんの夢は広がります。
家族で協力して造るオリジナルの庭も素敵ですね。
以上、しらゆきがお届けしました。