皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
つくば市を南北に縦断している「学園西大通り」。圏央道「つくば牛久インター」付近には、15年前に特派員が都内から引っ越してきたときには商業施設はまだほとんどありませんでしたが、その頃からこの地で営業し、今も多くのファンを持つフレンチの名店があるのをご存知ですか?
大きく描かれた「Restaurant Marseille(レストラン マルセイユ)」の文字と、南欧風の建物。長くつくばに住む人なら一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
フレンチと聞くとなんだか敷居が高いイメージがありますが、こちらのオーナーシェフ、大高美夫さんが手掛けるメニューは、誰でも気軽に楽しむことができるカジュアルフレンチ。厳選された食材で丁寧に作られたフレンチをリーズナブルな値段でいただけるとあって、多くのお客さんから愛されてきました。
店内は、会話を楽しみながら、優雅でゆったりとした時を過ごせる雰囲気。
特派員が伺ったのはランチの始まる11時過ぎでしたが、オープン後、程なくして満席となりました。
お客さんの9割は主婦層を中心とした女性で、中には赤ちゃん連れのお客さんも。
ベビーカーのお客さんが訪れると、女性スタッフが慣れた様子でテーブルの椅子を移動する姿があり、フレンチレストランと言っても決して堅苦しい雰囲気ではなく、子連れでも来店できるアットホームさがあるんです。
子ども向けのメニューは特にありませんが、2才以下は無料、3才以上の子どもは、800円でサラダ&デザートバーを利用することができます。
マルセイユが人気の理由の一つは、そのサラダ&デザートバー。
日替わりで提供するメニューは、サラダバーだけでもおおよそ8~10種類。
畑が近くて、生産者の見えるつくばエリアだからこそ、新鮮でおいしい食材を使ったサラダが並びます。
新鮮であるだけでなく、特派員が感動したのは和えられたドレッシングがとってもおいしいこと!
キャベツのサラダと言えばコールスローくらいしか知らなかったのですが、ナッツのドレッシングでいただくキャベツがおいしくて、何度もおかわりに行ってしまいました(^_^;)
ランチメニューは、全てにサラダ&デザートバーが付いて1600円~。
この日はメインを、魚料理・肉料理・パスタなど6種類から選ぶことができましたが、特派員が選んだのは「牛肉の薄切り、和風オニオンソース」☆
薄切りと言っても十分な厚みとボリュームがあるのですが、驚いたのはその肉の柔らかさ!添えられたオニオンソースも絶品で、思わず誰かに自慢したくなるおいしさでした!
こちらは、「鯛とタラのフライパン焼」。おかしら付きの豪華さに心踊りますよね!
フランスのマルセイユは地中海に面した港湾都市で、魚介類が豊富。レストランマルセイユも、もともと海鮮フレンチを主として提供しているため、ランチメニューには他にも「白身魚、海老、貝のブイヤベース」、「魚介入りトマトスパゲッティペスカトーレ」といった魚介料理がありました。
そしてこちらが、女性に大人気のデザートバーです。
全て手作りだというデザートは8種類ほど。
その中には旬を意識したものもあって、今の季節なら「いちごのショートケーキ」や「りんごのマドレーヌ」、「焼りんごのタルトタタン」など。秋にはマロンペーストのミルクレープというように、訪れるお客さんを飽きさせません。
濃厚なガトーショコラ、ふわふわなチーズケーキ、アールグレーシフォンケーキといったケーキ類を制覇した食いしん坊特派員(笑)。次は何にしようかと迷っていると、居合わせた常連さんがこの大きなプリンを勧めてくれました。濃厚で甘すぎず、心がほっとするような手作りプリンの味。。。虜になるお客さんがいるのも納得です(^_-)
オーナーシェフの大高美夫さん。
都内のホテルで長年にわたって腕を磨き、その後つくば市内のホテルで料理長を18年間勤めました。
長いシェフ人生の中では、帝国ホテルのシェフであり日本にフランス料理を広めた功労者でもある故村上信夫氏との交流も。お二人の写真は、今もレストランマルセイユの中心に飾られています。
つくばにはそんな大高さんを師と仰ぐシェフも多く、そんな弟子たちの活躍を耳にしては嬉しそうに「そうですか」と微笑む大高さん。食の分野でつくばをけん引してきた一人なのです。
大きな宣伝はしていなくても、地域の人に愛され続けるレストラン、マルセイユ。
次回は子どもたちも一緒に家族で来店しようと決めた、特派員TAKAKOでした^^
つくば市北中島472-1
ランチ:11:30-15:00 (L.O.14:00) ディナー(予約制):18:00-21:00 (L.O.20:00)
定休日:火曜日
TEL:029-838-0728