皆さん、こんにちは！ 中学・高校時代はフルート吹きだった特派員TAKAKOです♪
ピアノ教室はよく見かけるけれど、あまりないのが「楽器屋さん」。
一口に楽器と言っても、ピアノなどの鍵盤楽器から、トランペットのような管楽器、ドラムや木琴などの打楽器、バイオリンをはじめとする弦楽器など、その種類はさまざま。何か楽器を始めたい、子どもに習わせたいと思っても、楽器選びや教室選び、アフターメンテナンスまで考えなくてはいけないとなると…ちょっと大変そうですよね (^_^;)
今回は、そんなときに頼りになる楽器店「ウインズ・ユー」イオンモールつくば店へお邪魔してきました！
「ウインズ・ユー」は、こちらイオンモールつくば店の他、県内に2店舗、福島県いわき市に1店舗を構える楽器専門店。
店内のショーケースにはバイオリンやチェロ、ギター、ホルン、トロンボーンにフルート、ドラムまで実にさまざまな楽器が展示されており、スタッフの方にお願いすると実際に触ってみることもできます。また、店内奥には、40人程が入れるコンサートのできる部屋や防音のレッスン室が完備されており、さまざまな楽器のレッスンが開講されているんです。
そんな生徒さんの中には子どもたちはもちろん、会社帰りのパパさんも♪ この日もさまざまな年代の方がレッスンに訪れていましたが、空きがあれば生徒さんは1日1時間まで無料で部屋を貸してもらえるとのこと。忙しいママも、買い物がてらに立ち寄って練習できるのが嬉しいですよね。
店内には約50本の大小さまざまなバイオリンが置かれているのですが、写真手前のものはなんと16分の1サイズ！大人の手の平サイズです。
ある程度体が大きくなってから始めることの多い管楽器と異なり、弦楽器はこのようにとっても小さなサイズからあるので、未就園児でも弾くことができるそう。お話を伺うと、ここつくばエリアでは2、3才といった小さいうちからバイオリンを始めるお子さんが多いんだそうです。
ふと見ると、ひときわ大きな弦楽器であるコントラバス（オーケストラでは、端の方で立って弾いているあの楽器ですね！）が2台。県内の中学校から修理の依頼があって運ばれてきたそうです。
元々は楽器の修理屋さんから始まったという「ウインズ・ユー」。スタッフは全員楽器の経験者であり、修理専門学校出身の楽器の専門家。今では県内外合わせて100校程の学校から、楽器の修理の依頼を受けているそうです！
そんなメンテナンスの現場を見学させてもらうと、木槌やバーナーといった、さまざまな道具を使って修理をするスタッフ、言わば「楽器のお医者さん」たちの姿がありました。
こちらの女性スタッフが手にしているのはアルトサックス。管の内部に光る蛍光灯を入れ、外へ光が漏れていないか（隙間がないか）をチェックしているところでした。0.0何ミリという隙間を調整していくこの作業は、緻密で集中力を要すること。指先の感覚を研ぎ澄ませながら行うメンテナンス作業に特派員も思わず息を止めて見入ってしまいました。
こちらのスタッフは、フルートのメンテナンス中。
なんと、ここにいる皆さんはおおよそ全ての楽器を吹いたり、弾いたりすることができるんだそう！というのも、しっかり調整できているかを確認するため、最終的に音を出してチェックすることが不可欠なんですね。フルートを吹けるようになるだけで精一杯だった私…恐れ入りました！
楽器のトラブルが解決して、笑顔でお店を後にするお客さんを見るのが何より嬉しい、仕事の励みになります、と言う皆さん。まさにお医者さんだなあと思いました＾＾
自身はチューバ奏者ですが、管楽器だけでなく二胡などの弦楽器の修理もできるという、つくば店スタッフの小雪さん。
にこやかな雰囲気の中に「ひととおりの楽器はお任せください！」という言葉がとっても力強く響きました！
こうして、演奏者の縁の下の力持ちとなっている「ウインズ・ユー」の“お医者さん”たち。
ときには、「うまく鳴らない」とコンクール直前に楽器を持ち込んでくる子どもたちの相談に乗ることもあるそうです。でも、点検してみても異常は見当たらず…実は、コンクール前の大きなプレッシャーが原因なんていうことも＾＾そんなときにも楽器のお医者さんたちは、楽器を調整するように子どもたちの話を聞き、また元気に送り出すんだそうですよ (^_-)
そんな素敵なお話を伺って、今年は食欲の秋だけじゃなく、音楽の秋でもいいなあ！と思った特派員TAKAKOがお伝えしました♪
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