こんにちは、みっきぃです♪
今回は、筑波大学で行われた「夏休みアートデイキャンプ2016」の様子をレポートしたいと思います♪
同イベントは、つくば市内や近郊に住んでいる小中高生とその保護者を対象に参加者を募り、大学の大石膏室を開放して自由に絵を描けるというもの。
オープンキャンパスや文化祭などの機会がなければ、なかなか大学に入れるチャンスもないので、大学ってどんなところだろう?学生や先生たちはどんな人?と、絵を描くこと以外にもワクワクが待っています♪
今年で9回目の開催となり、毎回大盛況のこのイベント。今回も各回140名の定員を上回る応募があり、会場内には開始時間を待ちきれずに、黙々と鉛筆を滑らせる子がたくさん!
筑波大学の大石膏室には、ミケランジェロやダビデ像、ニケ像など大きな石膏像がずらりと展示されていて、その空間にいるだけでも想像力が刺激され、あまりの迫力にしばし圧倒させられました^^
この石膏像を描くもよし、数カ所に設置されたテーブルに置いてある、剥製や布、カゴなどをモチーフとして描いてもOK!
こう描かなければいけない、というルールは一切なし!
対象物をじ~っくりと観察して細部まで丁寧に描き込んで行く子、ダイナミックなラインを描く子、独特の世界観で鉛筆を動かし続ける子など…どの子も自由な発想で描き進めていきます。そして、下書きを終えた子から、絵の具やクレヨン、色鉛筆など、好きな画材で色付けをしていきます。
いくつかの種類の絵の具を交ぜて、実際に見えている対象物の色を出そうと、塗っては交ぜて塗っては交ぜてを何度も繰り返していました。
産毛の柔らかさを表現するために、指を使って工夫する子も。
自身の子どもが集中する姿に、保護者たちは図画工作を通して養われる集中力や想像力の大切さを実感しているようでした。
イベントの代表者で筑波大学芸術系の太田教授は「こういった経験を通じて、絵を描くことが好きな大人に成長してくれたら嬉しい」と、図画工作の楽しさをより多くの子どもたちに知ってほしいと話していました。
太田教授をはじめ、会場内には芸術系の先生や学生が絵の具の使い方を教えたり、技術的な指導したりコミュニケーションを深めていました。
芸術系の学生の中には教員の道へ進む人もおり、子どもたちとの交流が指導者を目指す上で新たな刺激になっている学生もいるそう。参加する子どもたちだけではなく、学生たちの人材育成のきっかけにもなっているようです♪
会場では、「子どもが熱中する姿を見ていたら、刺激を受けて。描きたくなっちゃいました」と、画板に向かう保護者の姿も印象的でした。
毎回足を運ぶ常連さんの中には、絵を描く子どもの様子を描いている保護者もいるそうで、成長していく子どもの様子を絵で残しているそうです。我が子への素敵な贈り物に思わずウルッとしちゃいました♪
描き終えて会場を後にする子どもたちは、口々に「あ~楽しかった!」「集中した~」と、幅広い年齢の子どもたちが集まり刺激し合って絵を描ける体験を楽しんだようでした♪
ここで描いた絵は、8月23日から28日まで、茨城県つくば美術館で行われる「夏休みアートデイキャンプ展2016」で展示されます。自分が描いた絵が、公の場に展示されるってなんか特別な感じがして嬉しいものですよね♪
私も子どもが生まれたら、親子で参加したいなと思いました^^みっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ