どーも、ヤギッチです♪
前回に引き続き、つくばマラソンの様子をレポートします^^
私、今までマラソンはテレビでしか見たことがなく、いつもスタート地点の競技場などで応援している人たちは2時間もの間、何をして過ごしているんだろうと疑問に思っていました。
つくばマラソンはスタート地点が、筑波大学。
大学の広場には、マラソン関連のグッズ販売やつくばならではの飲食店などの出店で、飽きずに過ごすことができました^^
完走記念Tシャツも販売していましたよ♪…完走してなくても買えている様子。いや、参加しなくても買える…?
この他、スポーツケアサービスなどもありました。こちらは走る前に筋肉をほぐすこともできたようですね^^
ランニングサークルなどの団体で応援している人たちは、それぞれテントを設営し、出店で買った物を食べたり、談笑したりして過ごしていました。
音楽フェスみたいな感じで楽しい雰囲気です♪
そうこうしているうちに、ゴールとなる競技場にランナーの姿が。
私は競技会場に入る直前の道路から、筑波大学近くにあるランニングステーション「flow」の足を怪我したオーナーや、今朝、出会った人達を待つことにしました。
続々とゴールしていくランナーたち。
中にはコスプレをしたまま3時間ほどで走り抜くランナーもいました。
全身タイツとか、息苦しくないのかな…^^;
半年前「つくばマラソンを裸足で3時間切ることが目標」と言っていたflowのオーナー。
大会前に足を骨折し、裸足で走ることを断念。不本意ながらシューズを履いて走っているはず…そろそろ来るはず…。
しばらく待っていると、明らかに足元が他のランナーと違う人が。
オーナーです!裸足です!シューズ、手持ちです!!
沿道の人も、足元を見ています!
しかし…ゴールを前にしても、表情が苦しそう。
―記録、3時間50分―
本人いわく「大撃沈」のつくばマラソンとなりました。
前半はとても順調で、1時間27分で折り返し地点に。しかし、そこからが大変だったそうです。
両足の親指に違和感。どんどん痛くなっていったので、シューズを脱いでみると、爪が死んでいる…。
そこからは裸足で走ったものの、ペースが上げることができなかったとのこと。
つくばマラソンを走っている方がよく言うのは「1度ペースが下がると、なかなか上げることができない」。
つくばマラソンは、アップダウンがないフラットなコースなので気分転換ができません。
良い記録が出やすい一方で、こういった落とし穴があるようです。
オーナーの姿を見てから、約1時間後―。
3カ月一切走らずに大会2日前に出場することになった、足元が「BEDROCK」の男性を発見!無事に完走!
私がゴールを確認できたのはこの2人のみ。
flowに向かうと、朝お話させていただいた店長と、前夜眠れなかった女性の姿が。
女性は見事、自己ベストのタイムで完走!
おめでとうございます!^^
「ガマレースのカエルの被り物を付けてると『カエルさん頑張れー!』と言ってくれて、とても励みになった」とのこと。
完走記録証とともに記念撮影させていただきました♪
その女性の後ろで、はしゃいでいる店長。
店長は「ウェルネスパークあたりで右足に痛みが走って。それを左足で庇いながら走ってたら、左ひざをやっちゃいました…」
あえなく棄権になってしまったようです…残念!><;
店長、また来年、今度は裸足でチャレンジして欲しいです♪
そんな話をしていると、BEDROCKで無事ゴールした男性がflowにやってきました。
「足がダメだ!もう立っていられない!」
扉を開けるなり、そのまま地べたに座り込んでしまいました…。
無事10kmを完走した店長のお父さんが、マッサージ。
「恥ずかしい話ですけど、大人なのに2回も泣きました」と男性。
スタートして10km手前地点で足に痛みが。「なんで俺、こんなことしてんだろう…」と、棄権の文字が頭をよぎったそうです。
しかし10km地点になるとなぜか痛みが消え、いける!と続行を決意。
「…多分ランナーズハイになってアドレナリンが出たせいで、痛みが消えたんでしょうね」と自己分析。
大会側が記録用に同行している撮影スタッフが居る際は、シャキン!とした格好で走っていたそうですが、25km地点でアドレナリン効果も薄れました。
「すっごく足が痛くて、格好つけてなんかいられなかった(笑)どうでもよくなって、最後は泣きながら走っていましたよ…」
悲喜こもごものつくばマラソン。
とても面白いなあ、と他人事ながら思っていたら
「来年は、あなたも走るでしょう?」と、店長からご指名が!Σ(゜д゜lll)
…いやいや勘弁してくださいよ(笑)
「裸足で走るんでしょう?」と男性が追い打ち…
いやいや……
「体験レポ書くんでしょう?」
いやいやいやいや……
以上、走れなくてもつくばマラソンの様子を書いたヤギッチがお送りしました!