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一ノ矢八坂神社「にんにく祭り」♪

つくばスタイル特派員 ヤギッチ Blog 
2014年07月11日

どーも、ヤギッチです♪

 

いよいよ夏本番!夏といえば、お祭です!

以前ご紹介した吾妻まつりのように、子どものためのお祭りがあったり、まつりつくばのように、市が取り組む大掛かりなお祭りがあったりと、つくばエリアには大小さまざまなお祭りがあります。

 

ただしこれらは、筑波研究学園都市が設立後のおよそ20~30年前から始められたもの。お祭りとしては新しいものかもしれません。

 

新しい街並みがある一方で、古き良き街並みがあるのもつくばの魅力。

当然、伝統的なお祭りも数々あります。

今回は、その中でも地元の人に人気のある、一ノ矢の八坂神社で行われる「にんにく祭り」をご紹介♪

 

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一ノ矢八坂神社で祀られているのは素戔嗚尊(すさのうのみこと)…午頭(こず)天王とも呼ばれ、厄除けの神様として有名です。神社は今から約1150年前に存在していた言われています。

 

江戸時代の「天明の大飢饉」で疫病が流行った際、領主だった堀田対馬守が神社にあったにんにくを近隣の人に食べさせ難を逃れたことがきっかけで、それまで行っていた祇園祭が「にんにく祭り」と呼ばれるようになりました。

このことがきっかけで、一ノ矢の八坂神社は茨城県内の厄除け信仰の中心となり、県内の祗園祭はここから始めないと、他の神社が遠慮して祭りを行わない…というほどになったのだとか。

 

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それよりも…昔は神社でにんにくを育てていたのでしょうか?それとも単に持っていただけなのでしょうか。

当時の人にとっての神社は、学校だったり病院だったり公民館だったり、いろいろな役割があったんでしょうね…^^

 

さて、にんにく祭りといっても、にんにくを食べるお祭りではありません。

にんにくの束が露店で売っていたり、にんにくがまるごと一個入ったお守りが売られているお祭です♪

 

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このにんにくのお守りは、家の玄関などに吊り下げ、家内安全・無病息災を願います。

地元の人達はこの慣習を今でも行っていますよ♪

たくさん買っていく方もいました。親戚などに配るそうです。

 

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お祭りでは神社の境内に、かき氷、金魚すくい、わたあめ、射的、大判焼き、焼きそばなどなど、夏祭り!という感じの露店が軒を連ね、近所の子どもたちから、筑波大学の学生さんまで老若男女さまざまな人たちが集まっていました。

近所に住む年配の方のお話だと、昔は3日間かけて盛大に行っていたお祭りだったのだとか。

 

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18時過ぎ、お祭りメインのお神輿担ぎが始まる頃からパラパラと雨が降ってきてしまいましたが、お囃子の太鼓が鳴り響き、威勢の良い掛け声で、お神輿登場!

 

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こちらのお神輿、700kgほどの重さ。

昔は地区の人たちで担ぎましたが、担ぎ手となる有志の人も仕事などの都合で参加できない人が増え、現在では近隣の地区や隣の市から担ぎ手さんがやってきます。

地区ごとに着ているはっぴが異なり、それはそれで見ていて楽しいですし、他地区との交流という意味でも、良いかもしれませんね^^

 

地域密着の伝統的なお祭りは、つくばにもまだまだたくさんあります。

新しいお祭りも良いですが、こういった昔ながらのお祭りはその土地の文化や歴史に根付いたもの。

神事などをちょっと調べてみると、自分たちの住む土地がどういった成り立ちで今があるのかを知ることができて、面白いです♪

 

以上、にんにくは鉄板でホクホクに焼いて食べるのが一番美味い!ヤギッチがお送りしました♪

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