どーも、ヤギッチです♪
現在、国際宇宙ステーション(ISS)に宇宙飛行士の若田光一さんが、日本人初のコマンダー(司令官)として任務に就いています。
宇宙にいる若田さんとの交流会が、JAXA筑波宇宙センターであったので行ってきました♪
今回の交流会は「宇宙と運動」がテーマ。
若田さんとの交流以外に、筑波大学や日本体育大学の方による講演や体操体験などが行われました。
交流会には宇宙飛行士の古川聡さんと向井千秋さんもいらっしゃいましたよ♪
宇宙で活躍した日本人宇宙飛行士3人が(若田さんは画面上になりますが)つくばに集合…すごい!
古川聡さんは「宇宙での身体の変化と運動の重要性」に関して講演。
宇宙に行くと無重力なので筋肉や骨の密度がどんどん減っていきます。
骨量や筋力の維持、帰還後のリハビリに備えるためにも宇宙では、週に6日、1日2時間の運動が欠かせません。
宇宙でのトレーニングがどんなものか、若田さんのトレーニング風景で説明しました^^
また、古川さんは宇宙から帰還した際の経験談を披露。
「自分の足の重さがわからず、歩いているつもりなのに太ももが上がってない。どのくらい力を入れたら太ももが上がるのか、加減がわからなくなっていたんです」
「体を斜めにしたとき、どこまで傾けると転ぶのか、その感覚もわからなくなっているんです」
…宇宙に行った人にしかわからない感覚ですね!
貴重な話を聞き、いよいよISSとの交信の時間。
宇宙飛行士の向井さんが、進行役を務めます。…贅沢な司会進行です^^
まず、ジョンソン宇宙センターが正面スクリーンに映し出されました。
「こちらヒューストン」など、映画でよくワンシーンになっていますよね。
実際のやりとりを生で聴くことができ、この時点で私、かなり興奮 (笑)
スクリーンに若田さんが映し出されると、会場は「おおっ!」とどよめきます。
私も、宇宙と繋がってる!と気持ちが高ぶりました♪
若田さんとの交信は20分と限られています。
全国の健康団体の関係者ならびに小学生が計10名、若田さんにテンポよく質問。
若田さんは丁寧に答えてくれました^^
交流会には、つくば市の学生が最も多く参加していました♪
JAXA筑波宇宙センターがあるためか、宇宙への関心が高い小学生がつくばには多くいるのかもしれません。
若田さんと交流の様子、少しだけご紹介します♪
この他、「人類はやがて宇宙で暮らすようになると思います。そのときの空間は無重力ですか?それとも人工重力の空間ですか?」というつくば市立東小学校の生徒からの質問に、
「すごく面白い質問ですね。その答えはまだ無いんじゃないかと思います。無重力環境や地球より少ない重力の環境が人間の体にどう影響するのか今、研究をしているところです。その研究の結果で、その答えが出てくると思います。ただ、人間はとても早く適応する能力を持っているので、新しい環境に人間は進化していくものだと考えています」
と答えていました。
最後に、若田さんからメッセージ。
未知の世界、宇宙で仕事をしている人と、実際に話すことができる大人でも貴重な経験。
交流会に参加した児童たちが目を輝かせながら、ふわふわと浮いている若田さんの姿を見つめていたのが印象に残りました。
以上、宇宙の憧れが更に高まったヤギッチがお送りしました♪