こんにちは、つくスタ特派員ゆうママです^^
つくばスタイルの魅力は、こだわりある住まいづくりでゆとりある豊かな生活ができること。
街並みはさながら住宅展示場のように個性あるこだわり住宅が建ち並んでいます^^
野菜作りにイングリッシュガーデン、バーベキュー、プールと庭を楽しむ方も多く見受けられます。
「庭」といっても、その使い方は各家庭さまざま。
家造りとともに、「庭」の活用法や過ごし方を考えることも豊かなライフスタイルに欠かせないポイントです^^
今回はつくばで庭造りをしている「ニハソノ」の守生耕(もりおつとむ)さんに、そんなお庭についてお話を伺ってきました。
つくば市谷田部に事務所を構えるニハソノの守生さんは、外構・造園・ガーデニングと呼ばれる家まわりを、地域の環境を考慮した自然豊かな庭を基本に提案する庭造りをしています。
「庭は一番身近な自然」と話す守生さん。
地域の生態系を保った庭には多様な生き物が息づき、植物は芽吹き、季節を知らせてくれます。
また、「庭は使うもの」とも。
守生さん自身、お子さんと遊ぶフィールドは庭。子どもは裸足で駆け回り、たき火をしたり草花を観察したり。
自然豊かな庭は恵みを与え、学びの場となり、感性を育み、想像や遊びも豊富です。
眺めているだけではもったいない。庭をどう使うか、どう遊ぶか、イメージを持つことが大切とのこと。
事務所には昆虫の標本が置かれているのですが、なんとこの標本にされている昆虫たちはすべてつくば市内にある守生さんのご自宅のお庭で採集されたもの。
見たこともない虫ばかりで「庭ってこんなに虫がいるんですね!」と驚きを口にすると、
「庭が自然の状態であれば、こんなにもの虫たちが生息します。これが本来の自然ある庭。今つくばで新しい家が建つところは、もともとは雑木林だったところを整地しているものがほとんど。つくばの環境を考慮して庭造りをすれば、時間が経つにつれ、もといた生き物たちが戻ってきて自然の豊かな庭になりますよ」と守生さん。
また、守生さんは多くの方がCADを使う施工イメージを手書きでデザインし提案しています。
庭に息づく生き物や、生活の足音が聞こえてきそうな、ぬくもりのある施工イメージ図。
額縁に入れてご自宅に飾る施主さんもいらっしゃるそう♪
こちらは先日施工されたお庭のひとつ。職人さんの技も光ります。
施工は完了しましたが、庭はこれで完成ではないと話す守生さん。
「どこかに何か足りないな、という部分を残しておくのです。するとその足りない隙間を時間をかけて自然が補ってくれる。もともとの自生種がのびのび生えてくることもあるし、生き物も宿る。時間をかけて自然と調和した居心地の良い庭になっていくんですよ」
庭はそこに人がいて、生き物がいて、美しくなっていく。
住む人が庭を使って生活していくことこそが、庭の在り方なのですね。
庭の使い方は千差万別。「一番身近な自然」である庭造りで、自然体な暮らしの楽しみ方は、是非守生さんのアドバイスを受けてみてください^^
ライフスタイルが豊かになる秘訣は、「庭」にあるのかもしれません♪
以上、ゆうママがお伝えしました!
「ニハソノ」
住所:つくば市谷田部2961–1
電話:029–869–9340
mail:topiaria@nihasono.co.jp
営業:7:00〜16:00
定休:水・木曜日