どーも、ヤギッチです♪
突然ですが、世界には何カ国の国があるかご存知ですか?
今回は、つくばの国際的な面を調べてみようと、つくば市国際交流協会が主催する「多文化交流サポーター研修会」と「宿題サポート」に取材に行きました♪
「多文化交流サポーター研修会」では、まず「つくばの国際的な面」に関して知識を深めました。
つくばは外国人が多い街。
全国では総人口に対し外国人は1.7%なのに対し、つくばの外国人率は3%。
他の市町村と比べ、ざっくり2倍です!
ちなみに、つくばの人口はおよそ22万人。そのうち外国人は約7000人います。(2013年5月の調べ)
冒頭の「世界にある国の数」ですが、答えはおよそ200カ国。
つくばには130カ国の外国人が住んでいます。…実に多国籍!
その分、多文化の社会がつくばの中に混在してると言えます。
さまざまな文化の人が快適に暮らしていくには、まずはその違いに理解が必要で、日本人と外国人が「共に」良い社会を考えていく必要があります。
多文化交流サポーター研修会では、参加していた中国人の2人に実際に会話をしてもらい、コミュニケーションの違いを検証しました。
二人が何を話しているのかわからないまま、3分程の会話を聞いていました。
…置いてきぼりにされた気分。
日本語の話せない外国人は、毎日こんな気持ちで生活してるんだよなぁと考えさせられました。
その後、外国人である二人にインタビュー。私も参加してみました^^
日本人との会話で気をつけていることはなんでしょう?と尋ねたところ、
「本音と建前があります。『今度行くね』と言ったので待っていても、来なくてがっかりする」
「私が間違った日本語を使っても、優しさからか訂正してくれない。私は勉強中なので、もし間違っていたら指摘して欲しい」
また病院で診察を受けるときも、お医者さんが言っていることがわからなくて苦労することも多いそうです。
「できれば、ゆっくり話して欲しい」と言っていました。
シビアな意見も出たりして、外国人の本心が聞けた貴重な時間。
このような時間を通じ、主催したつくば市国際交流協議会では外国人が本当につくばに求めているものは何なのかを知り、外国人にとってより住みやすい街にすることに尽力しています。
その成果の一つが「夏休みの宿題サポート」。
日本語が話せても、読み書きが難しい外国人の生徒はたくさんいます。
その生徒の親も外国人で、生徒と同じように読み書きが苦手な人が多いのが現状。
「親が宿題を見てあげる」ということができないのです。
夏休みは学校も休みのことが多く、先生に個別に指導を仰ぐことができません。
つくば市国際交流協会では、そのような家族をサポートする機会を設けました^^
ボランティアの人が生徒の自由研究や日本の歴史のドリルを手伝っている間、生徒の親は交流協会の人と子育て相談。
子どもが学校に順応できているのか親として心配する一方、自分自身も日本の社会に順応できているのか不安のようです。
つくば国際交流協会の方たちは、そうした不安を少しでも緩和しようとアドバイスをしていました^^
つくばは外国人に対する「慣れ」があり、外国人には生活基盤が整っていて住みやすい街のはず。
しかし生活すると、細々としたところで不便な点は出てきてしまいます。
外国人にとって住みやすい街になるよう、細かい点にもフォローできているのが、国際的な街つくばの本当の魅力のような気がしました。
以上、海外旅行でも強気で日本語を貫くヤギッチがお送りしました♪(意外と通じる!)