どーも!ヤギッチです♪
梅雨が明け、暑い日が続いていますね。
そんな中、守谷のとある場所にひょっこりお邪魔しました。
ちょっと笑ってしまうくらいぶら下がっていますが…「ひょうたん」です^^
ひょっこりお邪魔したのは、守谷ひょうたんクラブのSさん邸。
ひょうたんに関して、いろいろ教わってきました♪
実はつくばエリアには、TVなどでも紹介されたことのある「ジャンボひょうたん会」の会長さんが住んでいるなど、ひょうたん会では注目すべき名士がいます。
「守谷ひょうたんクラブ」には、28名の会員がいて、みんなで畑を借りてひょうたんを数種類育てています。
ひょうたんの花はとても神秘的♪
6月下旬から7月上旬に、一夜限りの白い花を咲かせます。
上の写真は雄花。
雄花は月に向かって、葉よりも上空に花を咲かせます。
夜、月明かりに照らされる白い花弁に惹きつけられ、蛾などの虫が寄ってきます。
雄花に止まった蛾は、葉の下にいる雌花を見つけます。雄花の花粉を身にまとったまま、蛾が雌花に飛んでいくと受粉し、ひょうたんの実が大きくなっていきます。
左側の写真、花びらの下に小さなひょうたんがあるのが雌花。無いものが雄花です。
…しかし今年は、予想より早い梅雨明けなどで、蛾が少ないとのこと。
蛾がいないと受粉ができず、実を結ぶことができません。
受粉できたひょうたんとできなかったひょうたんの差は歴然。
上記の写真の右側をご覧下さい。
右のまん丸としたひょうたんは受粉に成功しています。
左は受粉していない雌花。受粉せずともある程度までは大きくなるようですが、そこから先は枯れてしまうようです。
そこで人工授粉を行います。
雌花の中にある4つの雌しべ全てにまんべんなく雄花の花粉を付けます。
4つ全てに花粉を付けないと、形がいびつになったり受粉したと見なされなかったりするそうです。
種類によって親指くらいの小さなひょうたんから、3mもの大きなひょうたんまで、さまざまな大きさや形に育ちます。
その形は、実にユニーク!
一つ一つ丁寧に受粉を済ませ、成長したひょうたんを収穫し、水の中に浸します。
そうして腐らせた中身を出してから乾燥。
乾燥したひょうたんに絵柄をつけるなどして、作品として完成させます。
完成作品がこちら…!
かもめのモビールは素朴ですが温もりを感じます♪
伝統工芸品のように何カ月もかけて塗った作品も多くあります。
作品によってもまちまちですが、塗の重厚感とはうらはらにとっても軽い!
お茶菓子入れから急須まで使い勝手も良くて便利です♪
手塩にかけて制作した、ひょうたん作品。
もし目にすることがあったら、手にとってみてくださいね。
持ってみると、手にしっくりくることこの上なし!!
以上、ひょっこりひょうたん島、もう一回見たいヤギッチがお送りしました♪