どーも!ヤギッチです!
みなさん「リレー・フォー・ライフ」という催しをご存知でしょうか?
こちらは、がん患者やがん治療に関するチャリティーイベントです。
リレー・フォー・ライフは、1985年アメリカのワシントン州の医師が大学構内の陸上競技場で24時間走り、友人がその医師と一緒に走るために1口30分25ドルずつを寄付したことが発端。
翌年から医師や患者、患者の家族など参加者を募り、24時間をリレー形式で歩き続ける今の仕組みに発展していったそうです。
この活動は瞬く間に全米に広がり、今では全米で5000カ所以上、世界で20カ国以上の地域で催されています。
なぜ24時間歩き続けるのか?
単なるパフォーマンスではなく、「がんとの闘いは24時間眠らない」という事実をみんなで共有することを目的としています。
日本で初めてリレー・フォー・ライフが行われたのは2006年。
なんと、つくばが日本初の開催地だったそうです!
つくばは、リレー・フォー・ライフ・ジャパン茨城の共催となっている筑波大学附属病院を始め、個人の専門病院も多く医療が充実している都市。さらに国際色も豊かなため、このようなイベントが入ってきやすかったのかもしれません^^
今年は、TXの研究学園駅を出てすぐの場所にある「研究学園駅前公園」で行われました^^
会場に着くと既にテントが貼られていて、キャンプ場さながらな雰囲気。一晩歩くための準備がなされていました。
開会式のあとに、鳩型エコバルーンをリリース!
そしていよいよ、歩き始めます!
歩くとき、横断幕を掲げます。一番手前にあるカラフルな手形のものは、がん患者の方、もしくはがんを克服した方のもの。今も治療中のがん患者さんもたくさん参加されていました。
正直、「現在、治療中です」と本人が言わないと、がんとは気づかないような、元気そうな人ばかり。
みんな笑顔で、このイベントを楽しんでいるのが分かりました。
ステージではさまざまなパフォーマンスが繰り広げられ、フードも有機野菜をたっぷり使ったお好み焼きや無農薬無添加の野菜ジュースなどが出ていました。
それぞれのテントのブースでは、アロママッサージ、自分でできる乳がん検査、がんに関する相談所などがありました。
そして夕暮れどきになると、紙袋にLEDを入れ絵やメッセージを描いた「ルミナリエ」が点灯!
私もリレー・フォー・ライフに参加した気持ちで、ルミナリエを見ながらゆっくりと歩いてみました。
ルミナリエには、がんで亡くなってしまった方へのメッセージや、今もがんと闘っている方への応援メッセージ、がん患者の方の家族への感謝の気持ちが描かれていて、一つ一つにこめられた気持ちが、じんわりと伝わってきました。
そしてすっかり陽も暮れた頃、がん宣告された方、がんと今も闘っている方、がんを克服した方の総称「サバイバー」の方のトークイベント。
これには、近隣の医療学校の生徒さんも熱心に耳を傾けていました。
日本人の2人に1人がかかるとされる、がん。
「がんにかからない」という確証はどこにもありません。
早期発見をするためにも、がん検診は重要だなとこのイベントを通じて学びました。
以上、健康診断が間近に迫り、健康的な生活を心がけるヤギッチがお送りしました。