こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。
春の訪れを知らせてくれる「いちご」。
農業の盛んな茨城県では、いちご生産は全国でトップ10に入るほどの生産量を誇り、県内各地でイチゴ狩りを楽しむことができます。
今シーズンは気候の影響もあっていちご農園のオープンが例年より遅れたようなのですが、1月も半ばを過ぎ、待ちに待ったいちご農園オープンのお知らせが届きました♪
早速、つくばエリアで唯一いちご狩りができる「つくばねファーム」につくスタ特派員のゆうママと2人で向かいました。
つくば市の北部工業団地側内にある「つくばねファーム」。
約1,000坪の広いビニールハウスの中で、のんびりといちご狩りを楽しむことができるつくばの人気スポットになっています。
まず受付で入場料(大人1,500円、小人(小学生以下)1,100円、3歳未満無料)を支払い、いちごハウスの中へ。
天井の高い広々としたハウスには、太陽の光がたっぷり降り注ぎ、真冬であってもハウスの中はとても温かで快適!
その上、素敵な音楽が流れているので、まるでおしゃれなカフェで過ごしているような雰囲気♪
さらに大人でも子どもでも目の高さでいちご狩りができるようにと工夫された手作りの棚のおかげで、腰を屈めることなくいちご狩りを楽しめるのも嬉しいですね。
ハウス内には数種類のいちごが栽培されているので、品種毎の味の違いを比べながらいちご狩りができるようになっています。
それにしても同じ品種でも場所によって味が違うのにもびっくり!!
一通りいろいろな種類、場所を食べ比べて、自分の好みの味のいちごを探しましたよ。
そしてなんといっても摘みたての新鮮いちごは、本当に甘くてジューシーでたまらない美味しさ!
その上、ハウスの中が居心地抜群なので、ゆうママとのおしゃべりも弾み、気づけばすっかり長居をしてしまいました~(笑)
美味しいいちごをお腹いっぱい食べてたっぷりビタミン補給をした私たち。
いちご狩りを満喫した後は敷地内にあるカフェコーナーで農場主の小辻さんにいろいろお話を伺いました♪
まず最初につくばねファームをオープンさせたきっかけを伺うと、「もともと農業がやりたいと思ってこの仕事を始めた訳ではないんですよ」と、意外な答えが返ってきました。
「長崎の高校を卒業したあとは、筑波大学で考古学を勉強しました。卒業後は普通に就職したのですが、仕事を続ける中で、何かが違うとの思いが日に日に強くなり、思い切って会社を辞めてしまったんですよ。その後、いろいろな仕事をする中で、ひとつの出会いがあり、それがたまたまいちご農家だったんですよ」と小辻さん。
その後、いちご農家で研修を積み、2008年にいちご農園をオープン。
オープン当初は苦労も多かったそうですが、5年目を迎える今では、つくばで唯一いちご狩りができる農場として、シーズン中は多くの人で賑わうそう。
さらに、「このいちご園はただ単にいちごを育てる、買うだけの場所ではなくて、私たちと皆さんが「さまざまな『やってみたい』を実現する場所」にしたいと思っています」と小辻さん。
その場として、現在、仲間と一緒に取り組んでいるのがカフェコーナー作り。
ここには大人も子どもも楽しめる工夫がいっぱい!
オープンは2月の予定だそうでいろいろなイベントの開催なども考えているそうですよ。
さらには朝摘みのいちごを使ったいちごタルトをいただけたりと、いまからとてもオープンが待ち遠しいカフェです。
いちご農場にあるカフェ。
なんだかとても居心地が良さそうです♪
他にも、園内では可愛いヤギが出迎えてくれたり、不要なものを持ってくと物々交換でいちごと交換してもらえたりと、訪れた人にとって楽しい思いで作りができるようなしかけがたくさんありました。
他では体験することのできない「美味しくて楽しい」ちょっと変わったいちご狩り体験をしてみませんか?
素敵ないちご狩りの思い出ができるはず。
ぜひ、そんなつくばねファームに出かけてみて下さいね!
いちご狩りにお出かけの際は、つくばねファームのホームページで、いちご狩りの予定を確認と予約をしてからお出かけ下さい。
以上、さくら子がお伝えしました♪