こんにちは。つくスタ特派員のゆうママです^^
朝晩の冷え込みも厳しさを増し、つくばエリアも冬支度が始まったように感じます。
季節が移り変わり、つくばではみかんが旬を迎えました♪
実はつくばはみかん栽培の北限の地として知られ、古くから筑波山の西側の酒寄地区での栽培が盛んです。
筑波山の標高150m付近に位置する酒寄地区は、斜面温暖帯というみかん栽培に適した気候条件になっており、みかん農園が9軒ほど軒を連ねています。
10月下旬から12月までが旬、甘味の濃い「温州みかん」と筑波山古来の伝統みかん「福来(ふくれ)みかん」の収穫が楽しめます^^
入園料大人300円で園内のみかんが食べ放題ですよ~♪
私も早速行ってきました^^
筑波山のみかんといえば「福来(ふくれ)みかん」。
気品ある香り高い酸味が特徴の小粒のみかんです。
隣の温州みかんと比べると、そのかわいらしい姿がわかりやすいと思います。
豊かな香りを生かして、陳皮を唐辛子に利用したり、つくばコレクションの1つである「福来ぽんす」、お酒にお菓子に飲むヨーグルトにと加工されることの多い福来みかんですが、生でいただいてももちろん美味しいのです♪
爽やかな酸味と鼻にふっと抜ける香りが心地よく、酸味の強いみかんが好きな方にはたまらない美味しさです!
つくば市内であっても、市場ではまずお目にかかれない生の福来みかん。
旬の時期にだけ、ここでのみ出合える貴重なみかんをフレッシュなままいただくなんて贅沢なひとときです^^
酒寄地区では、9軒のみかん農家のうちの数軒で福来みかんを栽培しています。
私が伺った「光農園」さんもその一つ。
近隣の保育園や幼稚園からも遠足に来ることが多いそうで、この日も園児たちがおいしそうに自分で選んだみかんを頬張っていました^^
福来みかんは小さな果実とは対照的に背の高い大きな木に、温州みかんは低い木になっているので、好みのみかんを見つけながら思う存分味わってみてくださいね♪
子どもには甘味の濃厚な温州みかんのほうが好まれるかな~と思います。
それにしても「福来みかん」。福が来ると書くなんて縁起が良い名前ですよね^^
これを食べたら幸せになれそうな素敵な響き~♪
日本書紀にも記されているほどの古い歴史を持つ筑波山の福来みかんは今、つくばの特産品としての注目度も高く、TXつくば駅構内のつくばのアンテナショップ「つくばの良い品」では福来みかんを使用したお土産商品が多く取りそろえられていますので要チェックですよ!!
みかん狩りで収穫したみかんは1ヵ月~2ヵ月は保存がきくとのことなので、私も年越しを見越してたくさん収穫してきました。
特に福来みかんはそのまま食べて酸味を味わったり、お酒にちょっと絞って香り高い風味を楽しんだりしています♪
ちょっと手間をかけて、クッキーやパウンドケーキなどお菓子作りに福来みかんの皮を混ぜ込んでも美味しくいただけるそうですよ。
みかん栽培の北限の地で栽培される「温州みかん」そして筑波山の気候が生んだ伝統あるみかん「福来みかん」の旬を楽しみに、是非筑波山へお出かけください♪
都市的な中にもこうして伝統が息づくつくばエリアは本当に様々な楽しみがありますね。
「酒寄地区観光みかん園」
アクセス 常磐自動車道 土浦北IC~40分
北関東自動車道 桜川・筑西IC~20分
入園料 大人300円 子ども(3歳以上)200円
お土産みかん 1kg300円
(各みかん園共通)
以上、ゆうママがお伝えしました^^