こんにちは。なおです♪
自然散策するのにぴったりな季節になりましたね^^
こんな時期は家の中で過ごすより、美しい景色を探しに出かけたくなります。
過ごしやすく美しい季節は一瞬で過ぎ去ってしまうので、この貴重な時期に、行ってみたかった場所があります。
今回私が訪れたのは、筑波山の裾野にある筑波ふれあいの里にほど近い「六所の滝」です。
この滝は、つくば市臼井六所の筑波山麓を流れる小さな滝なんです。
みなさんは、つくばエリアに滝があるのをご存知でしたか?
茨城では県北の大子町にある「袋田の滝」が有名ですが、つくばエリアにあるのは聞いたことがありませんでした。
行ってみるまで半信半疑でしたが、天気も良かったので家族みんなでドライブがてら筑波山方面へ。
筑波山と南側の蚕影山の間に挟まれた地区を通り、田んぼのど真ん中を東西に走っていました。
広がる田園風景にほっと癒やされた私たち。
周辺には所々に、エリアごとのお散歩マップが設置されています。
マップを片手にさまざまな歴史的建造物を見ながら歩いている人も多く見られました。
「本当につくばエリアは色々な場所があるね」としみじみ。
筑波山の楽しみ方は、登山ばかりではないですよね^^
里の歴史を知ったり、自然とので合いも楽しいものです。
目的地である「六所の滝」までは「白滝道」と名づけられた登山道があります。
今回は子どももいたので車での移動でしたが、一人で登ってくる方もいましたよ^^
私たちも、車を降りて歩いてみようかと話していたその時に目に飛び込んできた大仏様^^
これは「六所大仏」というそうで、高さが5㍍程の、まだ新しい大仏様でした。
後で調べたところ、個人で造った大仏としては世界一なんだとか^^
数年ほど前に地元の方が、このエリアから筑波山神社まで登る道を復活整備しました。
「白滝道」と名付けられたこの登山道は、徳一法師が中禅寺(現:大御堂)を建てた時に切り開いた道とされ、途中の白滝へ続く道になるそうです。
大仏様を通りすぎ、10分程車で坂を登ったところにある筑波山山麓の「六所神社」。
「六所の滝」へは、ここで車を止めて歩いていきます。
12世紀末には、「筑波山神社」の里宮として「六所神社」があったといいます。
残念な事に明治43年に廃社となり、今は六所皇太神宮跡として名残をとどめています。
いまは「筑波山神社」で執り行われている祭礼「御座替祭(おざがわりさい)」は江戸時代は、「六所神社」で行われていたとのことです。
「六所神社」の跡にいまは神社跡に碑が建ち、きれいに整備され昔日の面影を留めます。
神宮跡への石段を登って3分ほど歩いたそこに現れた姿に思わず感動してしまいました^^
この滝は筑波山中腹にある白滝から流れ落ちる「椿作沢」の下流、六所大神宮跡の裏側の山中にあり高さ10メートル、長さ15メートルほど。途中で折れて2段になっています。
以前は、森林の荒廃から滝に近づけず幻の滝となっていましたが、地元のボランティアさんが山林を整備し、「六所神社」跡から滝までの歩道約200mをつくったんだとか。
そして近年、「六所の滝」と名付けられたのだそう^^
少し道に迷いながらやっと出合うことのできた「六所の滝」は水がとても澄んでいて、小さいながらも二段に分かれて流れ落ちる水の音と、自然あふれる景色に一瞬で魅了されました。
周辺を流れる小さな川もとても綺麗な透明で、水の中の様子がよく観察できます。
1時間くらいあれば上の白滝まで登れるとのことですが、今回はここまで^^
次は、「白滝を見たい!」と、初めての山ガールにチャレンジしてみたいなおでした♪