こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。
8月5日(日)に筑波山で開催された「第64回筑波山ガマまつり」に行ってきました♪
天下の奇祭と呼ばれる「筑波山ガマまつり」は、筑波山名物「ガマの油」で商売繁盛した関係者がガマの油を生み出したといわれる光誉上人(こうよしょうにん)の供養と商売繁盛を祈願するお祭りとして開催されています。
会場となった筑波山神社境内では、雅楽の調べが神聖な雰囲気を醸し出す中、つくば市長始め、筑波山神社神主やガマの油売り口上保存会など多くの方々の参加のもと、無病息災・商売繁盛を祈願し、厳かに神事が執り行われました。
神事の中では、なんとガマガエルの放流も行われるなど、他では見る事の出来ない、まさに奇祭と呼ぶにふさわしい内容でした。
神事が終了したあとは、筑波山神社と筑波山門前通りで、筑波山ガマ口上保存会によるガマの油売り口上実演などの「ガマ」にちなんださまざまな催しが行われました。
七夕飾りで彩られた門前通りでは、「田中囃子」によるお囃子が響き渡り、お祭り気分も最高潮!
「さあー、さあーお立ち会い。ご用とお急ぎでない方はゆっくりと聞いておいで。」
で始まる筑波山名物ガマの油売りの口上実演も多くの見学者で賑わいました。
私も筑波山は何度も訪れているのですが、ガマの油売り口上を見るのは初めて!
独特の節回しで語られる口上にどんどん引き込まれてしまいました。
特に刀の切れ味を示す口上では1枚の紙を「1枚が2枚、2枚が4枚、4枚が8枚…」と、どんどん半分に切っていって、最後には紙吹雪のように吹き飛ばす場面が印象的でした。
その他にも万博山車やよさこいソーラン、大道芸、筑波山温泉の足湯、つくばの農作物販売など見所が盛りだくさん!
筑波山キャラクターのツッピーやつくば市キャラクターのツクツクも参加し、子ども達は大喜び。
また、つくば市竜巻被害復興支援ブースでは、良質ブランド米の北条米を使った「北条米スクリーム」の限定販売もあり、とても暑い日だったので、こちらも大人気でした。
こちらの「ガマ神輿」は、筑波山麓にある通信制高校「松実高校」の生徒さんによる手作りだそう。
「福を招く願いガマ」ということでいろいろな願い事が書かれていました!
まつりの最後にはこのガマ神輿を松実高校の生徒さんやつくばFC、地元の皆さんなどが担ぎ、門前通りを練り歩きました。
ガマ神輿を見られるのは筑波山だけ!天下の奇祭と呼ばれる所以ですね。
ここ筑波山でしか見る事ができない貴重な「筑波山ガマまつり」は毎年8月に開催されます。
ぜひ一度「天下の奇祭!筑波山ガマまつり」を見に筑波山にお越し下さい!
また、筑波山では、季節毎にいろいろなイベントを開催中です。
筑波観光鉄道株式会社のホームページやつくば観光コンベンション協会のホームページでご確認の上、お越し下さいませ。
以上、さくら子がお伝えしました♪