小学校も夏休みに入ったので、
先日の日曜日は筑波大にて小学生達と一日虫取りに興じておりました。
この企画、
虫取りを通じて親子で自然・虫・いのちを学ぶ体験学習会といったかんじのものでして、
筑波大が世界に誇る虫好きの方々がこの度団体を結成し、
僕はそのうちの一人から声がかかったので、
今回スタッフとして参加させていただいた、
という具合です。
いや、本当に。自分以外のスタッフの方々は本当にすごい方々ばかりでしてね、
企画準備の段階で勉強会を行ったのですが、
一目見ただけでその辺にいる虫の名前をすべて言えてしまうという感じでして…、
虫取り少年がそのまま大人になったらこんな感じなのでしょうね。
僕はといえば、
ショウジョウバエやカイコなどには詳しいのですが(以前研究対象でしたのでね)、
それ以外はさっぱり、といった具合でして、
彼らの熱意と知識の豊富さに頭が下がるばかりでした。
そうしたまさに虫のプロ集団(僕を除いて 笑)が提供する会は、
普通の虫取り会とは一味違っておりまして、
事前に6種類ほどの虫を捕まえる罠を仕掛けておいたり、
虫取りを行う雑木林において、
触れてはいけない虫、葉、樹木などを講習したり、
さらには自分で採集した虫を自分で標本にして、
いのちを頂くことについて考える、
といったプログラムになっており、
非常に充実内容となっておりました。
おかげで会は大好評でして、
小学生の方々、大満足な顔をして帰っていかれましたよ。
僕はまだまだ勉強不足でしたから、
語れる点は少ないのですが、
この団体の企画、お子さんの一生の思い出になること間違いなしです、
ぜひぜひ、お子様が小学生であるうちに、
機会がございましたら皆様に参加していただきたいものです。
タウン誌などでちらりとイベント参加者募集のお知らせが登場する機会がございますので、
是非、団体名である「つくバグ」を頭の隅においていただけたら幸いです。
<文責:伊藤>