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森と湖を守ろう!ー茨城の美しい水と緑を未来へー親子で観察体験

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2017年09月06日

皆さん、こんにちは!特派員TAKAKOです。

 

日本で2番目に大きな湖、霞ヶ浦。

豊かな水資源を有する霞ヶ浦は、つくば市中心部から車で30分程。その景観の美しさから「水郷筑波国定公園」に指定されており、多くの人に親しまれている県内有数の観光スポットです。筑波山を背景に霞ヶ浦に浮かぶ帆引き船の姿は、雄大でとっても素敵なんですよ。

 

今回は、茨城県が誇るそんな豊かで美しい自然が、見る人を楽しませるだけでなく、普段の生活においてどれほど大切なものなのかを親子で学ぼう!というイベントがあると聞き、会場のイオンモールつくばへ行ってきました。

 

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茨城県のゆるキャラ♪ハッスル黄門が出迎えてくれたこのイベントは「森林湖沼環境税PRキャラバン」。

健全な森林づくりや、湖沼・河川の水質保全への取り組みを紹介しながら、大切な自然をどのように守っていけばよいのか皆で考えようというもの。

 

県内各地で実施されたこのキャラバンはこの日が最終日。日曜日の開催とあって、多くの家族連れが森林や湖沼・河川の役割をやさしく説明してあるパネル展示を見学したり、子どもと一緒に楽しみながら学べるイベントに参加していました。

 

 

まず息子がチャレンジしたのは、茨城県産のヒノキやスギを使ったしおり作り。

近年は県産木材の利用促進運動(いばらき木づかい運動)により、小・中学校に木製品が導入されていることもあって木で作られたものは良い香りがすることを知っている息子。画力に関しては…ノーコメントですが(笑)完成したしおりに「いい匂いがするかな」と何度も鼻をくっつけては、ひのきの爽やかな香りを楽しんでいました。

 

 

次に、霞ヶ浦に住むいろいろなプランクトンを顕微鏡で観察しました。

植物性プランクトンは「緑色だ!」と面白そうに眺めていた息子ですが、ミジンコなどの動き回る動物性プランクトンを見ると「湖にこんなのいるんだ…」とちょっと驚いた様子。「植物性プランクトン→動物性プランクトン→魚」という食物連鎖があることを説明すると、「これが魚のえさなのか」と、これまでは大きな湖としか思っていなかった霞ヶ浦が実はさまざまな生き物のすみかであることを知って、目から鱗だったようです。

 

遊覧船で湖上に出てプランクトン観察などを行う「湖上体験スクール」には、つくば市内のほとんどの小学校が校外学習として参加。霞ヶ浦のことをより身近に感じられるいい機会ですね。

 

 

こちらは茨城県産材を使った木のおもちゃ。

木工作品作りの達人「キツツキ工房」の石間さんの作品です。そのあたたかさ、愛らしさに大勢のファンがいるんだそうです^^子どもたちはもちろん、大人もつい手に取って遊びたくなるかわいらしさ!小さい頃からこうした木のおもちゃに親しみを持つことで、自然を大切にする心が芽生えるといいですよね。

 

 

イベントで配られた県産木材で作られたグッズの数々。

割箸は森林を保全するため、スギの間伐材で作られました。木製うちわのくり抜かれた部分は、先ほどのしおりになっていたんですね!

 

豊かな森林は、雨を土壌に蓄え、川そして湖へと流れて、やがて飲み水となったり畑を潤す水になる―

 

「森と湖はつながっている」という、普段は意識すらしなかったこと。豊かで良好な自然環境を次世代に引き継いでいくためには、私たち一人一人が森林を守り、水質の保全に努めていく意識が必要であることを、身近な自然を通してあらためて感じた特派員TAKAKOでした。

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