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つくばスタイルBlog

秋の空気でお腹を満たす

みや Blog 
2009年10月07日

こんにちは。
お家にいると食べ物に手を出してばかりのみやです。
「これではいかん!」と、秋らしい空気を感じながらお出かけ
してきました。
今回は先日行った、つくば植物園でのことをご紹介したい
と思います。
つくば植物園-私のブログには3回目の登場です。
我ながら、立派にリピーターとなりつつあるようです。
先日訪れたメインの目的は、『絶滅危惧種植物展』
(10/3?10/12)を見学するためでした。
ただ今回は、思わぬ収穫がありました!
11/1からのイベント『どんぐりミュージアム』を前に、すでに
こんなにかわいいどんぐりたちがお迎えしてくれたんです!
どんぐりで作られた、いろいろなアクセサリー。
どんぐりに色を塗ってあるものもあります。
どんぐりアクセサリー-thumb
どんぐりたちの集会?
091007_02.JPG
なんとも言えない表情をしたどんぐり。
癒される!
091007_03.JPG
着いて早々、目的と全く違うものにかなり目を奪われるという、
嬉しすぎる事態になりました。
が、
ここからは、メインの目的だった『絶滅危惧植物展』についてです。
「絶滅危惧植物」というものには、色々なレヴェルがあります。
例えば、すでに絶滅したと考えられているもの、近い将来絶滅
しそうなもの、現段階では絶滅の可能性が低くても、
生息条件の変化次第では絶滅の可能性が高くなってしまうもの
などです。
上記のものの中でも、国レヴェルの話なのか、地域レヴェルの話
なのかという基準もあります。
したがって、一口に「絶滅危惧植物」と言っても、それぞれの植物
によって状況が異なるということでした。
では、ネタバレしすぎない程度に、花が咲いていたものを2つほど
挙げてみます。
ツルウリクサ
近い将来、絶滅の可能性が高い。
091007_04.JPG
マルヤマシュウカイドウ
現段階では絶滅の可能性が低くても、生息条件の変化次第では
絶滅の可能性が高くなってしまうもの。
マルヤマシュウカイドウ-thumb
植物の説明をしている方々の話を聞いている中で、どのような
状況の絶滅危惧植物であれ、また、絶滅危惧植物と認定されて
いない植物に対してであれ、つくば植物園にいらっしゃる方々が
植物によせる思いは変わらないように思えました。
絶滅に瀕している植物を知り、守ろうとすることは間違いなく大切
なのでしょう。
しかし、「○○しなければならない」という使命感の根本に、
「色々な生き物がいたら嬉しい」
「少しずつ違うことが面白い」
「自分の勝手で生き物を失いたくない」
そんな、願いにも似た自然な気持ちが育つことが大切なように
思いました。
つくば植物園は、絶滅危惧というものを通して、生物多様性の
重要性を学ぶ場所でもありました。
しかし、そんなに難しく考えなくても、そんなにお勉強の意味を
重要視しなくても、「いろんな生き物に出会えて幸せ」な気持ちを
骨の髄まで感じられる場所でもあったと思います。
植物園と聞くと、堅苦しい場所のように思われるかもしれませんが、
園内の沢山の植物をみて、沢山の植物に囲まれた場所に深呼吸を
しにお出かけしてみてはいかがでしょうか?
<文責:みや>

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