こんにちは。
お家にいると食べ物に手を出してばかりのみやです。
「これではいかん!」と、秋らしい空気を感じながらお出かけ
してきました。
今回は先日行った、つくば植物園でのことをご紹介したい
と思います。
つくば植物園-私のブログには3回目の登場です。
我ながら、立派にリピーターとなりつつあるようです。
先日訪れたメインの目的は、『絶滅危惧種植物展』
(10/3?10/12)を見学するためでした。
ただ今回は、思わぬ収穫がありました!
11/1からのイベント『どんぐりミュージアム』を前に、すでに
こんなにかわいいどんぐりたちがお迎えしてくれたんです!
どんぐりで作られた、いろいろなアクセサリー。
どんぐりに色を塗ってあるものもあります。
どんぐりたちの集会?
なんとも言えない表情をしたどんぐり。
癒される!
着いて早々、目的と全く違うものにかなり目を奪われるという、
嬉しすぎる事態になりました。
が、
ここからは、メインの目的だった『絶滅危惧植物展』についてです。
「絶滅危惧植物」というものには、色々なレヴェルがあります。
例えば、すでに絶滅したと考えられているもの、近い将来絶滅
しそうなもの、現段階では絶滅の可能性が低くても、
生息条件の変化次第では絶滅の可能性が高くなってしまうもの
などです。
上記のものの中でも、国レヴェルの話なのか、地域レヴェルの話
なのかという基準もあります。
したがって、一口に「絶滅危惧植物」と言っても、それぞれの植物
によって状況が異なるということでした。
では、ネタバレしすぎない程度に、花が咲いていたものを2つほど
挙げてみます。
ツルウリクサ
近い将来、絶滅の可能性が高い。
マルヤマシュウカイドウ
現段階では絶滅の可能性が低くても、生息条件の変化次第では
絶滅の可能性が高くなってしまうもの。
植物の説明をしている方々の話を聞いている中で、どのような
状況の絶滅危惧植物であれ、また、絶滅危惧植物と認定されて
いない植物に対してであれ、つくば植物園にいらっしゃる方々が
植物によせる思いは変わらないように思えました。
絶滅に瀕している植物を知り、守ろうとすることは間違いなく大切
なのでしょう。
しかし、「○○しなければならない」という使命感の根本に、
「色々な生き物がいたら嬉しい」
「少しずつ違うことが面白い」
「自分の勝手で生き物を失いたくない」
そんな、願いにも似た自然な気持ちが育つことが大切なように
思いました。
つくば植物園は、絶滅危惧というものを通して、生物多様性の
重要性を学ぶ場所でもありました。
しかし、そんなに難しく考えなくても、そんなにお勉強の意味を
重要視しなくても、「いろんな生き物に出会えて幸せ」な気持ちを
骨の髄まで感じられる場所でもあったと思います。
植物園と聞くと、堅苦しい場所のように思われるかもしれませんが、
園内の沢山の植物をみて、沢山の植物に囲まれた場所に深呼吸を
しにお出かけしてみてはいかがでしょうか?
<文責:みや>