こんにちは。つくばスタイル特派員のなのはなです。
突然ですが、皆さん「卵」はどこで買いますか?
私は特にこだわりなく、スーパーでその日一番安い卵のパックを購入してきましたが…
今回、つくば市にある卵専門店と出合い「この卵、わざわざ出向いてでも買いたい!」と初めて思ったのです。
新鮮で甘くて、白身がプリプリ。そんな“産みたて卵”の魅力をご紹介します!
2021年11月20日、つくば市手代木にオープンした「たまご屋本舗」。
つくば市、つくばみらい市、守谷市に隣接する常総市で人気を集める、養鶏農家が営む卵直売所のつくば店です。
店頭には、同じく常総市内にあり40年以上続く養鶏場で産まれた、新鮮な卵がズラリ!
鶏の産卵のピークは朝8~10時頃のため、毎日昼過ぎに当日朝採れの卵と入れ替え。そのためお店に並んでいるのは、常に最も新鮮な産みたて卵。
どれを手にとっても鮮度や味はお墨付きです^^
鶏の飼育にあたっては、”密飼い” をしないことや、餌にビール酵母などを配合して鶏の腸をキレイにすることを心掛けているそう。
腸がキレイだと、卵管など卵を産むための通り道もキレイになるので、臭みがなく甘みを感じられる卵になるといいます。
新鮮な卵は生で食べてこそ!かと思いきや、オススメは加熱して食べることだそう。
代表取締役の宮本さんから「もちろん生でもおいしいですが、加熱したときこそ、臭みがないことや白身の食感の違いがよく分かるんですよ」と教えていただきました。
帰宅後、さっそく卵かけご飯や目玉焼きにして食べてみることに。
卵かけご飯は後味がスッキリとして、卵の甘みが感じられ、いつもより醤油少なめでおいしくいただけました◎
そして目玉焼きで驚いたのが、割った瞬間から焼いた後までずっと、黄身の周りの白身がモリッと盛り上がっていること。
パッケージに、「黄身を包み込む様についてくる 濃厚で厚みのある「白身」 本当に新鮮で、本当に美味しい証」とありましたが、まさにその通りです。
食べて納得、黄身は濃厚、白身はプリプリ!こんなに違いが顕著だとは驚きでした!
また、お店ではプリンやシフォンケーキなど、卵を使ったこだわりのスイーツも販売。
この日はお昼過ぎの時点で、シフォンケーキはすでに完売という人気ぶり!
今回はプリンをいただきましたが、とろりと濃厚ながらも自然な甘さでおいしかったです^^
「卵は、お米や味噌と一緒で、今食べている銘柄から変えてもらうのは難しいもの。まずはスイーツを気軽に買いに来たついでに、ぜひ卵も手に取っていただき、味の違いを知ってもらえたら」と宮本さん。
「卵の正しい賞味期限や、保存の仕方などを教えるのも卵屋としての役割だと思っています。例えば、『常温でどれくらい持つの?』とよく聞かれますが、夏は3日もすれば鮮度が落ちるけれど、冬は長めの期間でも大丈夫。生食用は冷蔵庫で保存、加熱用は庫外で保存してもOKです。新鮮なうちに冷蔵庫に入れれば、1カ月くらい生で食べられるんですよ。つくばの家庭の冷蔵庫に革命を起こしたいですね」とも話してくれました。
今後はお店の入口前に、卵が24時間買える自動販売機も設置予定とのこと。
つくばエリアにほど近い常総市から、毎日届く産みたて卵のおいしさを「たまご屋本舗つくば店」でぜひ味わってみてくださいね!
以上、なのはなのレポートでした。
【たまご屋本舗つくば店】
住所 茨城県つくば市手代木1270-3
営業時間 9:00〜18:00
定休日 なし(年末年始はお休みあり)
TEL 029-829-6311