こんにちは、つくスタ特派員のまぁです。
ゴールデンウイーク真っ只中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
カレンダー通り5日間の休みを子どもたちとどう過ごそうかと考えていた特派員がすすめてもらったのは、つくば市の隣の下妻市にある「小貝川ふれあい公園」。初めての公園にワクワクしながら、ゴールデンウイーク前に一足先に遊びに行ってみました。
小貝川沿い約1.5kmにわたる小貝川ふれあい公園は、端から端まで歩くには距離がありますが、上流、中流、下流と分かれている3つのゾーンそれぞれに駐車場とトイレが整備してあります。
まずは、一番大きな駐車場のある、公園の中央、中流コアゾーンに車を停めました。
着くなり迎えてくれたのは、にぎやかな鳥のさえずり♪鮮やかな花や新緑と相まって春を実感しながら、いざ公園内へ。
長いローラーすべり台をはじめ、大小さまざまなすべり台や遊具があり、年齢問わず楽しめそうです。
丘になっている遊び場の下には、実はトンネルがあるんです。薄暗いトンネルにはしゃいで駆けていく子もいれば、不安気に大人にしがみついている子もいます。
子どもの声がにぎやかな遊具エリアのそばには、ネイチャーセンターがあります。
よく見ると、建物が蝶の形!
ということは…
予想通り、ネイチャーセンターには、常設のオオムラサキの標本展示と、ミニ水族館がありました(入館無料)。
この建物、オオムラサキが羽を広げた姿をかたどっているのです。正面または後方の少し離れた場所から眺めるとそれがよくわかります。
なぜ、オオムラサキ?
国蝶に指定されている日本を代表するチョウ、オオムラサキの生息地がこの公園内にあるそうなのです。市が保護活動を続けている大切なオオムラサキは、下妻市のイメージキャラクター「シモンちゃん」のモチーフにもなり親しまれています。
ネイチャーセンター内には、授乳やおむつ替えができる赤ちゃんルームやトイレもあります。遊具エリアのそばにあるのは助かりますね。
早速オオムラサキの生息地、上流にある自然観察ゾーンにやってきました。
貴重な生物資源を守るため、注意書きを読み、散策路を進みます。豊かな自然林を堪能しながらあちこちで聴こえる何種類もの鳥の鳴き声の中には、ウグイスやキジと思われるものも。
オオムラサキの成虫が見られる時期は6月中旬から7月中旬頃ということなので今回は見られませんでしたが、小さな黄色いチョウが何匹も華麗に草原を舞っていました。
下流側はフラワーゾーン。訪れた日はまだ開花していませんでしたが、筑波山を望む河川敷に約3.2haのポピーの花畑が出現するのももう少しです。雄大な筑波山を背に色鮮やかなポピーが咲き誇る光景はフォトジェニックだろうなぁ♪
公園から車で5分もかからず、地元の味を楽しめる「道の駅しもつま」に立ち寄ることができるのも、特派員が小貝川ふれあい公園を気に入った理由♪
ご紹介した他にも、園内ではバーベキュー(要予約)やパークゴルフ、レンタサイクルなどが楽しめる、子どもだけでなく大人にもおすすめなレジャースポット。春にはソメイヨシノ、秋にはポピーに代わりコスモス畑。四季折々いつ訪れても楽しめる公園です。
つくば市中心部から車で約30分。ゴールデンウイークはどこに行こう…と迷ったら、小貝川ふれあい公園を候補にあげてみてくださいね。
4月、新たな環境に疲れ気味だった心が、春満開の公園に癒やされ元気になった、まぁでした。
【小貝川ふれあい公園】
茨城県下妻市堀篭1650-1
〈ネイチャーセンター〉
4月~10月:9:00~16:30
11月~3月:9:00~16:00
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)及び12/29~1/3は休館