皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
子どもの急な発熱―。幼い頃は特に心配ですよね。
発熱だけでなく、突然の腹痛だったり、転んで頭を打ったり…と、子育ては日々予期せぬことだらけ!
「今すぐ病院へ行った方がいいのかな?まだ様子を見ていて大丈夫?」
そんな悩みに直面することが、残念ながら一度や二度ではないのが困りものです(~_~;)
もっと気軽に医師のアドバイスを受けられたら…。家にいながら相談することができたなら…。
今回は、そんな悩みに取り組む企業、株式会社AGREEが開発した医療相談アプリを取材してきました。
ドクターシェアリングアプリ「LEBER (リーバー)」のダウンロード会が行われたのは、 つくば市にあるビンテージ家具を中心としたインテリアショップ「Blackboard つくば店」併設のカフェ。
「“スマホ”に医師がいる」 をキャッチフレーズに開発されたドクターシェアリングアプリ「LEBER」は、世の中のテクノロジーを集結して社会問題を解決しようという、つくば市の取り組み「つくばSociety5.0」の実証実験に昨年度採用され、運用が開始されました。
家にいながら、わずか数分で医師に体調の相談ができる、そんなスマホのアプリなのです。
育児中の悩みを語り合うママたちの座談会形式で行われた今回のダウンロード会。
Blackboardのメニューからワンドリンク選んだ後は…ママたちの子育ての悩み、その中でも家族の体調管理について話が弾みました。
「医師を目の前にすると緊張して何も言えなくなる」
「アレルギーだと思っていたら大変なことになった」
「妊婦さんがもっと気軽に相談できるところがほしい」
「実家で一人暮らしをしている親世代が心配…」
そんな実体験に基づく悩みが聞こえてきました。
「LEBER」には現在約40名の医師が登録されており、利用者の相談に24時間、365日、最速3分で返答してもらえるとのこと。症状に合った医療機関や市販薬を紹介してくれる画期的なアプリケーションです。
利用者は、他の利用者のレビューを見て医師を選ぶこともでき、相談はチャット形式で進められます。
とは言え、自分の症状を言葉にして書くのはなかなか難しいもの。
「LEBER 」は、症状を選択→問診→フリーコメントといった順にやりとりが展開されていくので、伝えたかったことを引き出してくれるのが嬉しいところ。
医師から市販薬を勧められた際には、近くのドラッグストアの場所や薬の画像も表示されるので、ドラッグストアに行って薬剤師にその画像を見せるだけでOK。受診を勧められた際には、近くの医療機関も教えてくれます。
ママにとって、家族の健康は一番の気掛かり。でも、そんなママの方がダウンしてしまっては大変です。
ただの風邪だと思って様子をみていたら中耳炎になってしまった!なんていうことも、実は子どもだけの話ではないんですよね。
赤ちゃんがいてなかなか病院には行けないけれど、24時間、365日、ちょっとした体調の変化でも気兼ねなく相談できる医師の存在があれば、病気を未然に防いだり、重症化を防ぐことができる―。そんな一歩先行く未来のヘルスケアシステムを「LEBER」は考えています。
株式会社AGREEの多賀さん(左)と、Blackboardの大江さん(右)。
テクノロジーを活用して、市販薬の利用などセルフメディケーションを推進し、軽症者に対して救急車が出動しなければならないといった事態を防ぐのと同時に、病気の早期発見・早期治療に取り組んでいく―。
国が目指す「超スマート社会」を、ここつくばから実現していこうという市を挙げての取り組みに医療の分野から名乗りを上げた企業と、つくばを代表すると言っても過言ではない、おしゃれなインテリアショップとのコラボレーションで実現した今回の座談会。最初は面白いコラボだなあと思いましたが、「つくばスタイル」という観点から見ると、どちらもとってもつくばらしい、と感じた特派員です^^
座談会に参加したママさんとすっかり意気投合した特派員は、そのまま皆さんと一緒にランチをいただくことに!( *´艸`)
子どもの病気は、どんなママでも慌てるもの。
核家族化が進み、なかなかおじいちゃんやおばあちゃんの知恵を借りることができない現代。そんなときに不安を取り除いてくれるのは、育児相談ができる地域のママ友の存在だったり、気軽に相談できるスマホアプリだったりするのでしょうね^^
以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました♪