こんにちは、みっきぃです♪
研究施設が集積していることもあり、研究者や留学生など約120カ国の外国人が暮らす国際都市としての一面も持つ、つくば市。
幼少期から外国人と交流をする機会が多く、子どもたちにとって英語はコミュニケーションツールとしてとても身近なもの。
今回は、英語教育を交えながら創作活動を楽しむことができる教室をご紹介したいと思います♪
訪れたのは、市内にある「EUROPEAN SCHOOL(ヨーロピアンスクール)」。「Hello!」元気な声で先生たちとハイタッチをし、続々と教室に入ってきたのは、4~8歳の子どもたち。
ここでは、英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語、日本語を教える外国語クラスを軸に、英語で創作活動を行う芸術クラスやダンスクラスを開いています。
「夏のこども芸術学校」が開催されていたこの日は、海外出身者や滞在経験者など、インターナショナルなバックグラウンドを持つ先生たちと一緒にアートワークショップが行われました♪
教室に入ったら、コミュニケーションは基本的に英語のみ。「最近どうしてた?」「まつりつくばには行った?」ミッシェル先生とサユリ先生、フレンドリーな二人とスムーズに会話をする子どもたち。まだ英語が分からない子には、他の子が率先して翻訳をしてあげます。
こういう経験を通じて、コミュニケーションを円滑に進める術を自然と身に付けていくんですね。最初は照れて英語が話せなかった子も、他の子のやり取りを真似しながら少しずつ言葉を交わせるようになっていました。
子どもの年齢や参加する子どもたちの顔ぶれによって決めるという芸術クラスの内容。この日のテーマは、アボリジニ・アートでした。
そもそもアボリジニって?オーストラリアと日本、国土面積が広いのはどっち?どんな文化の国?アートを入り口に、他国の文化を学んでいきます。
ドットペインティングといわれる手法で描くアボリジニアート。綿棒を使い、ドットで自分の描きたいものを自由に表現していきます。
上手に絵を描けるようになることが目的ではなく、創作活動を通してみんなが自分の中にあるイメージを膨らませること、表現力を養うことがポイント。
何を描けば良いか悩んだら、先生に相談。使いたい色の絵の具が近くになければ、友だちに声をかけて貸してもらう。表現方法に迷った時には、周りの子のアイデアを吸収。絵を完成させるというゴールに向かって、目の前にある問題を解決し、周りの人に協力を求め、自分の力で目的を達成するというプロセスを踏んでいく子どもたち。
「夏休みの間、いろんな所に行って、見たもの、感じたことが子どもたちの中でいっぱい蓄積されている。描くことでそのイマジネーションをアウトプットすることは、発想力や表現力を育む上でとても大切だし、すごく楽しこと」そう話すミッシェル先生は、一人一人の性格や表情の変化を優しく見守りながら声をかけ、それぞれに合ったペースでゴールへ導いていました^^
室内には、アートブックや専門書が置かれていたり、壁一面にはプロも含めさまざまな人の作品が展示してあったりと、芸術を楽しみ、その興味を掘り下げることができます。刺激を与えてくれる環境の中で、「Finish!!!」と叫んでは新しい用紙を手に、溢れ出てくるイメージのままに手を動かし、どんどん作品を生み出していました♪
好きなことを通じて英語を話せば、自然と語学も身に付くかも!諦めていた英語習得の道に、新たな光が射したみっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ