こんにちは、みっきぃです♪
毎年、東洋経済新報社が全国の都市を対象に公表している「住みよさランキング」の2016年度版で、11位にランクインした守谷市。
TX開発に伴って交通インフラの向上や住環境の整備が進み、新しい住宅が増えているこのエリアでは、市民が地域交流を深められるようなイベントが企画されたり、市外から越してきた子育て世代を街全体でサポートしようとする取り組みが進められています。
6月末には守谷中央図書館において、県内初となる「育児コンシェルジュ」が配属されたと聞き、早速どんなサービスを行っているのか行ってみました♪
3階建ての守谷中央図書館は、1階から児童フロア、一般フロア、調査・研究フロアに分かれており、2~3階は吹き抜けになっていて開放的で気持ちの良い空間です。
コンシェルジュが配置されたのは、約3万7千冊の児童書や絵本がずらりと並んだ1階の児童フロア。
広々として、窓からは自然を眺むことができる明るい空間。フロアを見渡すと、黄色いエプロンをつけた女性が親子とにこやかに会話をしていました。
そう、この黄色いエプロンが育児コンシェルジュの目印。図書館に来たお母さんや子どもたちに積極的に声をかけ、とても話しかけやすい雰囲気でした♪
毎週火曜日から金曜日まで、保育士・幼稚園教諭の資格をもった女性スタッフ1名(金曜日のみ2名)が午前11時~午後2時まで常駐しており、子ども向けの本を探すお手伝いをしてくれます。
0歳児健診などの機会に、「絵本」と「赤ちゃんと絵本を楽しむ体験」をプレゼントする活動「ブックスタート」を行っている守谷市。子どもが生まれた時は絵本を手にするきっかけがあっても、その後、子どもが成長するにつれてどんな本を選んだら良いのか分からない、という保護者もいるそう。
子どもの年齢や好きなもの、保護者との会話を通して、絵本をはじめとする本選びのお手伝いはそんな親の気持ちに寄り添った嬉しいサービスですよね。他にも、自分の本を探したいときやトイレ利用などのちょっとした時間に保護者をサポートしてくれるとあって、利用者からも喜びの声が聞こえてきました♪
また、この日勤務していたコンシェルジュの方も「子育てを楽しむ方法の一つに絵本という選択肢があることを知ってもらえたら嬉しい。気軽にどんどん話しかけてくださいね」と、笑顔で話してくれました。
そして、同じフロアにある「おはなしのへや」では、ボランティアの方々による「おはなし会」が週に1~3回ほど開催されています。
部屋は半個室のような作りになっているから、静かにしなきゃと必要以上に気を使うこともなさそう♪読み聞かせに興味深々の子、畳の上でゴロゴロする赤ちゃんがいたり、各々が自由なペースでその場へ集まっていました。
ボランティアさんたちは、年代も個性もさまざま。自身の経験やスキルを活かして、街に暮らす親子をサポートしようとするとっても頼もしい存在。世代を超えて、色々な人と交流できる場所が身近にあるのは嬉しいですよね♪梅雨や暑さで外出を控えることが増えるこれからの時期、外の空気を吸ってリフレッシュしたいときにはふらっと図書館へ行ってみるのもおすすめです^^
守谷中央図書館では、児童フロアのみならず、図書館が本を読むという場だけではなく、市民が交流を深められる場にしていきたいとこれから様々な企画を行っていくようです。
電子図書館の利用や書籍消毒機の設置、自然音をBGMとして館内に流すなど、新しいサービスを進める同館。そこで過ごす時間をより快適にし、人が集い交流を深められる温もりある場所を目指すこれからの取り組みがとっても楽しみですね^^ みっきぃでしたᕕ( ᐛ)ᕗ