こんにちは、つくスタ特派員ゆうママです!
6月3日(土)・4日(日)、つくばフェスティバルが開催されました。
科学と国際交流をテーマにしたフェスティバルで、未来を担う子どもたちを対象とした多数の体験・参加型のイベントを実施しています。
これは「まつりつくば」「筑波山梅まつり」「つくば物語」と合わせてつくば4大まつりの一つ!今年も多くの人出で賑わいをみせていました。
今回はつくばフェスティバル初登場の催し!つくばカピオホールを会場に行われた「生存確率」なるゲームの体験レポを♪
「生存確率」…インパクト大なタイトルのこの催しは、防災知識と知識を駆使して生き残るRPGアトラクション。
生命の危機に関わるような災害が起こった瞬間にどのような選択をすれば身を守ることができるのかを、体験しながら学ぶ防災脱出演習ゲームです。
つくばフェスティバルでの開催が日本初ということでその注目度は高く、つくば市長をはじめ教育関係者の多くが体験や視察に訪れ、取材も多く入ったそう!
ゲームでは最大震度7の地震発生を想定して、災害時に待ち受ける「災害の瞬間」「避難する瞬間」「応急手当の瞬間」の3つの瞬間の行動を選択し、最終的な生存確率を割り出していきます。
例えば「避難する瞬間」では、避難時に持ち出す避難アイテムの組み合わせを選択。
a 懐中電灯・ナイフ・カロリーメイト・水・ポリ袋
b 懐中電灯・ラジオ・水・ポリ袋・カロリーメイト
c カセットコンロ・カセットボンベ・米・水・ポリ袋
d ラジオ・水・ポリ袋・リュックサック・かんぱん
e 懐中電灯・水・かんぱん・軍手・ポリ袋
f ラジオ・ナイフ・カロリーメイト・水・ポリ袋
あなたなら、避難の瞬間にどの組み合わせを選択しますか?
それぞれの選択には安全度の点数があり、災害の瞬間にいかに正しい知識で正しい選択ができるかが生存確率を左右!
安全度の低い選択をしてしまうと、「出血」「骨折」「捻挫」など怪我をしてしまいます。
誤った選択により怪我をしてしまうと、怪我シールをペタリ!怪我をしてしまった部分はゲーム終了まで動かせません。こういったゲーム性は参加した子どもたちに大好評^^
室内は机やいすが散乱したレイアウトで、さながら災害時のように薄暗い中で赤や青に照明が光ってちょっとスリリング。
災害という非日常な感覚を思い起こさせる雰囲気の演出が本格的です…!
こちらは「応急手当の瞬間」の部屋。タオルやハンカチ、ダンボールなどが散乱して荒れている…わけではありません!
この中から、それまでの選択で負ってしまった怪我に対する正しい応急処置に必要なものを選択するのです。
正しい応急処置で生存確率はグッと上がります。
参加している子どもたちは宝さがし感覚で楽しんでいる様子でした。
「どういった選択をしたら生存確率が上がるか?」を真剣に考えながらクリアを目指すゲーム性に夢中になっているうちに、防災知識が身に付いてしまう、災害時に必要な知識への理解を深めることができる。
なんともユニークな防災訓練の側面のある防災脱出演習ゲーム「生存確率」。
今回の開催は非常に好評だったようで、今後、PTA等で力を合わせて子どもたちが防災を体験し学ぶ機会を作っていくことも検討していくとか。
防災意識を高める楽しい学びの時間が広がっていくことを願っています♪
ちなみに、文中にある設問「避難する瞬間」の安全度の高い解答はb!そして私の生存確率は74%でした♪
以上、ゆうママがお伝えしました^^