こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。
10月7日~12月2日の約2カ月に渡って開催された「つくばスタイル縁日2012」
「みんなで見つけ、みんなで伝える」をテーマに、地域の資源を発見しその魅力を伝えることを目的に、つくばエリアのさまざまな場所で縁日が開催されました。
今回は、その中のひとつ「つくばスタイルに触れる小さな旅 つくスタ巡り」の「ぱちぱち散歩」に参加してきました♪
つくばには有名建築家による建築物が多数存在するのですが、それらの建築時の秘話を聞きながら、「つくば建築フォトファイル」の写真家斎藤さだむさんと一緒に写真を撮りながら散策するというイベントです。
写真を撮るのが大好きで、もっと写真の勉強したいと思っていた私。県内でも有数の写真家である斎藤さだむさんの指導を直接受けられる機会とあって、当日が来るのを楽しみしていました。
ついにイベント当日!しかし、残念なことに天気は雨…。
当初の予定を変更しての開催となりました。
まず最初に、中央公園内にある「さくら民家園」にて斎藤さだむさんによる写真紙芝居「筑波〜つくば物語」がありました。
つくばの街がつくば科学万博開催を機に発展し変化していく様子を、写真を使いながら分かりやすく解説して下さったのですが、現在のつくばの姿しか知らなかった私にはとても新鮮でした!
その後、NPO法人つくば建築研究会のスタッフの方の案内で「さくら民家園」→「筑波学院大学」→「松見公園」と写真撮影を楽しみながら、つくばの街を散策しました。
今まで何気なく見ていたつくばの街並も、建築という観点から改めて見てみるととても新鮮!
松見公園にある展望台は著名な建築家の菊竹清訓氏によるもので、人が両手を拡げている様を表現したとのこと。
「そういわれてみれば確かに人に見える!」と納得しました(笑)
そして、午前中はなんとか持ちこたえていた天気も徐々に崩れ、ついには大雨の中での撮影となりました…。
でも、「雨の日だからこそ見えるもの、撮れるものがある」との先生の言葉通り、普段見ていた公園も街並も全くちがった表情を見せてくれることに感動した私は、いつしか撮影に夢中になっていました。
気づけば辺りには誰もいなくなり、一人迷子になりかけた私(笑)
それくらい雨の中のつくばの街は魅力的で、ひたすら撮影に没頭してしまいました!
その後、松見公園を後にし、つくばの中核施設でありランドマーク的存在のつくばセンタービルに移動。
NPO法人つくば建築研究会のスタッフの方から、つくばの中心としての役割を果たすセンタービルの建設秘話などを伺いました。
この建物は建築家の磯崎新の代表作であり、日本のポストモダン建築の代表的な作品だそう。
幾何学的なデザインを多用し、中央に噴水も配置された美しい広場は、憩いの場として多くの人々に親しまれています。
最近では、戦隊ものをはじめとしたさまざまなテレビドラマのロケ地としても有名ですね!
そして最後は、カフェベルガに移動し、ランチと写真の講評です。
一人3点ずつ作品を提出し、モニターを見ながらの講評会だったのですが、参加者のほとんどが写真歴の長いベテラン揃いだったのでかなり緊張しました〜。
でもとてもいい刺激を受け、かなり勉強になりました!
今まで自己流でなんとなく撮影していたのですが、写真を撮る際の目のつけどころ、構図、テクニックなど、初めて知ることばかりで、改めて写真の楽しさ、奥深さに触れることができたような気がしました。
ちなみにこちらの写真が、今回の「ぱちぱち散歩」で撮影した中のお気に入りの一枚♪
雨だからこそ撮れた、まさに一期一会の写真です。
こうして、雨の中の「ぱちぱち散歩」は無事に終了!
今までつくばの自然の美しさに魅了され、いろいろ撮影をしてきた私でしたが、今回、「ぱちぱち散歩」に参加して、改めて建築物や街並の持つ美しさに気づくことができました。
このように数々の有名な建築物に気軽に触れることができるのも、計画的に都市開発が行われたつくばならではですよね。
今回、今まで気づかなかったつくばの新たな魅力に触れたことで、この街がますます好きになりました!
今後は、NPO法人つくば建築研究会発行の「つくば建築ファイル」を参考につくばの有名な建築物巡りをしてみたいな〜と思っています。
以上、さくら子がお伝えしました♪