まつりつくば2012「笑顔の花を咲かせよう～ふれあい広場～」

こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。

つくばの夏の風物詩「まつりつくば2012」が8月25日、26日の2日間に渡ってTXつくば駅周辺の各会場で開催されました！
32回目となる今回も連日、大勢の人で賑わいました。

毎年見所盛りだくさんのまつりつくば。
国内2番目の規模を誇る大型ねぶたパレードやアートタウンつくば大道芸フェスティバル、地場産はもちろん世界各国の味を楽しめるフードコーナーなど、全部をくまなく見て回るのが難しいほど。
それだけ内容がバラエティーに富んでいるので、小さなお子さんからお年寄りまで家族みんなで楽むことができ、毎年多くの人が楽しみにしているつくばの夏一番のイベントです。

私はTX沿線に引っ越して来た2年前から、動物関係のNPO法人に所属しボランティア活動をしているので、まつりつくばにはボランティア団体の一員として参加しています。
今年も中央公園で開催された、福祉団体やボランティア団体が活動内容の展示やバザーを行う「ふれあい広場」に2日間参加してきました♪

TXつくば駅のすぐ側にある中央公園に到着すると、まず目に飛び込んできたのが色鮮やかなアートが施された25本のパラソル♪
このパラソルは、今回の「まつりつくば」のテーマでもあるつくば市制25周年を記念して、市内の福祉施設や保育所、幼稚園などが作成したもので、会場を華やかに彩っていました。
その中で特に印象に残ったのが障がいのある子ども達が活動してる「NPO法人　にっこりの森」のパラソル。
パラソルの中には「みんなの感性で描きました。見ていただく皆さんの心に花が咲きますように」のメッセージが添えられていました。
絵を描く楽しさ、まつりに参加するワクワク感が伝わってくるようで、見ているだけでまさに「笑顔の花が咲く」ようなあたたかな気持ちになりました♪
その他にもパラソルに込められたメッセージを読みながら、一つひとつの作品を見て歩くのもとても楽しかったです。

「ふれあい広場」ではつくば市を中心に活動する、20以上の福祉団体、ボランティア団体が活動内容の展示やバザーを行っていました。
私も現在ボランティア活動をしていますが、他の団体の活動の様子はなかなか知る機会がありません。その意味でもいろいろな団体の活動を知り、実際に活動している方からお話を伺うことができたので、とてもいい機会になりました。

つくば近辺には、さまざまな分野でボランティアとして頑張っている人達がこんなにもたくさんいることを知り、励まされるとともに、私達ももっと頑張ろう！との思いを新たにしました。

会場内では、バザーコーナーで買い物をしたり、工夫を凝らして作成した展示物を見る人で連日賑わいました。
どの団体も普段の自分たちの活動を知ってもらうために、明るく元気にPR活動をしていて、会場内には楽しそうな笑い声があちこちに響き、活気に溢れていました♪
また、障がいを持った人、車いすで参加されている方も大勢いらっしゃったのですが、とても印象的だったのは参加している誰もが素敵な笑顔だったこと！

年齢も国籍も、障がいのあるなしも関係なく、いろいろな立場の人がいろいろな形で、こうして一緒に「まつりつくば」に参加していることを知り、なんだかとてもあたたかな気持ちになりました！

また、「まつりつくば」では、会場内に「ごみ回収ステーション」を設置して、ごみの分別回収を行っています。
そのため、会場内はゴミが全然落ちていなくてとてもきれい！
参加者のちょっとした心がけひとつで誰もが気持ちよく過ごすことができますよね。
素晴らしい取り組みだと思いました。

今回紹介した「ふれあい広場」は「まつりつくば」の中でも、他の場所に比べてほんの少しだけ、ゆったりとした時間を過ごせる場所になっています。
大勢の人混みの賑わいに疲れたら、「ふれあい広場」でのんびりと過ごすのもオススメです！
一日一日を一生懸命に生きている、たくさんの素敵な笑顔に出会うことができますよ。
特にボランティア活動に関心のある人は、ぜひ「ふれあい広場」を訪れてみて下さいね。

「自分に出来ることを何かひとつ」新たに始めてみようかなと思える出会いがあるかもしれません。

まつりつくばの「ふれあい広場」の様子を、さくら子がお伝えしました♪