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守谷市のアサヒビール茨城工場へ工場見学に行ってきました♪

つくばスタイル特派員 かめ Blog 
2012年02月23日

こんにちは、つくばスタイル特派員のかめです(゜∀゜)。
守谷市にあるアサヒビール茨城工場で、出来たての生ビール試飲も含めた
90分の工場見学ツアーがあると聞き、「出来たてビールの感想役」の友人を
誘って行ってきました♪

マイカーでも入場可能ですが、つくばエクスプレス守谷駅から送迎バスが出ています。
ホームページから簡単に見学予約ができますよ!

 

アサヒビール1

アサヒビール茨城工場は平成3年に誕生。工場敷地内は緑化スペースが多く
広々としており、ビオトープもあって鴨のペアの姿も。「うまい」ビールの
原点は「水」として、環境への取り組みが素晴らしく、工場から出るゴミの
再資源化はなんと100%!麦の殻は乳牛の飼料となり、酵母は「エビオス錠」
に、王冠は鉄筋になっています。

見学ツアー、最初はシアターにてアサヒビールのビール造りにかける思いや
企業取り組みを勉強します。このシアターがまたすごいのですが、そこは
「ナイショ」。ぜひ見学ツアーに参加してびっくりしてください(゜∀゜)。

さて、アサヒビールは全国にビールを作る拠点を9工場持っているのですが、
使用する水というのは各工場で違うので、まず水の色・味・におい・ミネラルを
均一にするという所から始まります。そして、水・麦汁・若ビール・熟成ビールと
各工程ごとに厳しい品質検査をするのはもちろんのこと、他工場の商品も
送りあって互いに検査をする仕組みで、商品には「どの工場で何日何時何分
何秒に生産された」という情報まできちんと載っているそうですよ!

ビールの原料の二条大麦の麦芽を食べさせてもらったのですが、香ばしくて
とても美味しかったです。あとホップの花も実際に触らせてもらえます。
ホップの花を、ファインアロマホップ・ビターホップ・アロマホップに分けるのですが、
その配合によってビールの味が変わるそう。
「スーパードライ」は一番良いファインアロマホップで作られているそうです。

 

アサヒビール2

この写真は麦汁の仕込み釜の部屋です。形は同じように見えますがそれぞれ
役割が違って、仕込釜→仕込槽→麦汁ろ過槽→煮沸釜→ワールプールという順番で
麦汁を煮たり濾したりしていきます。そこではまだシュワシュワしません。

この工程を経た麦汁に酵母を入れることで、麦汁の糖分がアルコールと
炭酸ガスに分解されます。1週間で「若ビール」という段階になり、さらに
タンクで数十日間発酵・熟成させてビールへとなっていきます。

 

アサヒビール3

こちらがその熟成タンク。この巨大な熟成タンクがなんと150本もあります。
このタンク内のビール1ミリは、350ML缶90本分に相当するそうです。

段ボール梱包まですべてオートメーション化されています。茨城工場で生産
されるビールは、1分間に350ML缶1,700本分、1日で350ML缶490万本分。
これは需要に応じて生産してる数だそうで、茨城工場で作られたビールは
関東地方で消費されます。すごいですね(゜∀゜)。

 

アサヒビール4

最後のお楽しみは作りたての生ビール!「出来たてビールの感想役」曰く
「泡がクリーミーでまろやかできめ細かい。苦味が柔らかくてスーパードライの
キレがある」そうです。3杯までいただけますよ!

ぜひ工場を見学してビール造りを学んだ後の美味しい「出来たての1杯」を味わいに行ってみてくださいね!

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