こんにちは、のまどです。
最近はあちらこちらで紅葉が見ごろを迎えていますね。
特にイチョウの木は本当にキレイですね!!
さて、秋はお祭りの季節ですね。
既に何人かの方のブログで紹介されておりますが……。
私も行ってきました、筑波山麓秋祭りへ!
恥ずかしながら、去年はこのようなお祭りが行われていることは知らなかったため、
今年が初めての体験でした。
今回、私は、かねてよりの念願だった「つくば道」を北上しつつ、
秋祭りを体験することにしました。
「つくば道」とは…、多くの皆さんがご存じかもしれませんが、
江戸幕府3代将軍徳川家光が整備させた道で、筑波山神社への参道です。
「日本の道100選」にも選ばれています。
今回のスタートは、北条地区の商店街に残されている「これよりつくば道」の道標、
ゴールは筑波山神社です。
途中で、一般公開されている個人のお庭を拝見したり、
古民家で行われている雅楽の演奏を聴いたりしよう、
などと考えていました。
いざ、出発!
まずは田井地区に到着。
筑波山麓秋祭りは、小田、北条、田井、平沢、筑波の5つの地区で行われたのですが、
秋祭りに参加しているお宅や施設はおそろいののれんでお出迎えしてくれました。
こんな感じです↓
田井地区では、自邸のお庭を公開している方が多く、
たくさんの人でにぎわっていました。
大学にいては、まず体験できないようなことです。
たまにはこんな経験もいいですよね。
途中には、こんなお花畑も!!
奥はみかん(?)の木でした。
このあたりはみかんなど柑橘類を栽培しているお宅が多かったです。
民家の庭にもありました。
さらに行くと……。
あれ、次第に道のこう配がきつくなってきました………。
つくば道って山道だったんですね。。。
勉強不足を悔やみながらも前に進みました。
そうこうしているうちに、
「一の鳥居」が見えてきました。
ここから上が神域だそうです。
少し緊張。。。
しばらく歩いていくと、
一組のご夫婦に会いました。
私「今日はどちらまで行かれるんですか?」
奥様「私はね~。この先の古民家で雅楽の演奏が行われるっていうから、聴きに来たの」
私「そうなんですか!?実は私もなんですよ!」
…などとすっかり意気投合しながら話していると、
右手に何やら古民家が。
中から出てきた女性が「13時半からこちらで雅楽の演奏があります」と。
ここだー!!
さっそく中にお邪魔しました。
築およそ120年というこの古民家はお茶屋も兼ねていて、
特産の福来みかんのおまんじゅうとお抹茶がいただけました。
福来みかん入りのあんがすごくおいしかったです!
そして始まった雅楽の演奏。
雅楽の音色が、古民家に染み入るように響いていきました。
私が唯一知っている雅楽の曲「越天楽」も演奏され、本当に幸せでした。
私は笙(和音を奏でる楽器)の音色が好きなので(曲目は全く分かりませんが;)、
それを聴くだけでも大満足だったのですが、
生の雅楽の演奏を聴くことが出来るだけでもラッキーなのに、
こんな素敵な古民家を舞台に聴くことが出来るなんて!
素敵な音色の余韻に浸りながら古民家を後にしました。
古民家から少し行って石の階段を上ると、
旧筑波山郵便局に到着!
とってもかわいらしい建物でした♪
中では手作りのはがきが展示されていました。
旧筑波山郵便局を出て再び歩くと、
筑波山神社はすぐそこでした!!
七五三を迎えた子どもやそのご家族でにぎわっていましたよ。
つくば道を下っていくと……。
目の前には田んぼが広がっていました!
行きは、後ろは振り返らなかったので、全然気がつきませんでした…。
久々に感動した絶景でした!!
(写真では伝わりにくいかもですが;)
つくば道は、本当にこう配が急でしたが、
いろいろな風景を楽しむことができ、いい体験になりました。
進むごとに、道や風景の表情が変わっていくのも面白かったです。
タイトル通り、江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を何度も味わいました。
さぁ、「つくば道を通る」という願いが叶ったところで、
次はりんりんロード走破!かな!?
楽しみです。
それでは皆さまも、残り少なくなってしまった秋をご満喫ください!!
〈文責:のまど〉