みなさんこんにちは、yumiです。
雪がちらほら降ることが珍しくない今日この頃ですが、
昼間の日差しに暖かさを感じることもあり、
確かに春が近づいてきていることを感じます。
そうそう、去年ちらりと紹介した、大学会館裏の梅の木が、
今年も色づき始めましたよ。
暖かい季節がやってきたら、
ぜひ挑戦しようと考えているのがウォーキングです。
普段は大学まで自転車で行っているのですが、
最近、たまに降る雨や雪のせいで、
学内を歩かなくてはいけないことが増えました。
今までは、自転車ならすぐに着くであろう距離を
のろのろ歩くのがもどかしく思っていたのですが、
最近新調したiPodでちいさく音楽を掛けながら歩いたら、
これが意外と心地よかったんです。
歩いている時には、思考がとても自由に流れていきます。
普段の生活では、インターネットやTV視聴、
ケータイなどに触れている時間が長いのですが、
これらに接している時の自分は、
大抵受け身になっているように思います。
与えられる情報を享受するばかりで、ほとんど思考停止状態…。
でも、歩いている時はまったく違います。
日常のちょっと気になっていた瑣末なことや、
哲学的で壮大なテーマまで、ふわふわと思考が漂うのです。
例えばそれは、湯船にゆったり使ってリラックスしている時の
状態によく似ています。
どうして歩くことは、自由な思考を促進するんでしょう?
足裏から伝わる振動や、ゆっくりと移り変ってゆく景色などが、
脳をほどよく活性化しているんでしょうか。
教育学者である斎藤孝さんは、
幕末の学者たちが驚異的な距離を歩いたことを指摘しています。
当時の日本においては、
優れた人物に会いに行くには、
長旅をしなければならなかったからです。
今、大河ドラマで取り上げられている坂本龍馬も長旅をしましたが、
「その膨大な距離と時間は、志を練るのに大きく役立った」
と斎藤さんは述べています。
また、世紀の思想家ジャン・ジャック・ルソーは、
自らの”散歩狂”に触れてこのように言いました。
「徒歩は、何かしら私の思考を活発にするものを持っている。
私は、歩きながらでなくては思索できない。
立ち止まるともう考えてはいない。
つまり、頭脳は足と同時でなければ進まないのだ。
一人で散歩を楽しんでいる時ほど、
よく物を考え、自分の存在を実感し、
生き生きと自分らしく過ごせる時間はなかった。」
そんなウォーキングの不思議な効能を知ったところで、
実際につくばで楽しくウォーキングライフを送るには?
ということを考えてみました。
みなさんはご存じだったでしょうか。
実は、つくば市では、「つくばウォークの日」が制定されているんです。
毎月第一日曜日がその日で、
市民での健康ウォーキングが企画されています。
洞峰公園や万博記念公園などで、既に何回か実施されています
(前回の様子をこちらのブログで見ることができます ※非公式)。
次回の開催は3/7の10時~12時@葛城地区公園集合。
ウォーキングの後には、イーアスでミニ体力測定もあるそうです。
興味のある方は、こちら から詳細をご確認ください(要申し込み)。
私は…とても行きたいところですが、残念ながら都合が合わず。
また次の機会を狙います!
気軽にゆっくり歩けるようになる、春を待ちつつ。
yumiでした。
<文責:yumi>