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車屋がつくる本格チョコレート「Bean to bar chocolate Masakari(マサカリ)」

つくばスタイル特派員 サヤ Blog 
2022年02月02日

こんにちは、つくスタ特派員サヤです♩

 

みなさん、チョコレートはお好きですか?

 

もうすぐバレンタイン♡

今回は、手間ひまかけたチョコレートをつくば市内のお店で委託販売している、本格チョコレートショップ「Bean to bar chocolate Masakari(ビーン・トゥ・バー チョコレート マサカリ)」をご紹介します。

 

 

 

訪れたのは、つくば市中心部から車で約10分、土浦市の乙戸沼(おっとぬま)公園にほど近い車屋さん。

 

そう、実はチョコレートを作っているのは車屋さん!

一見すると、甘い物とは縁遠いような体つきの良いお兄さんたちなのです。

ただ、お話を伺うと、皆さんチョコレートへの愛がすごかった!

 

 

こちらで作られているチョコレートは、カカオ豆から板チョコレートになるまでの選別・焙煎・粉砕・調合・成形といった全ての製造工程を、ひとつの工房でおこなう”Bean to Bar”といわれるもの。

 

カカオ本来の香りや味わいを存分に楽しむことができ、さらに、カカオ豆を正当な価格で仕入れることで、カカオ農家の貧困問題や環境保全といった”サステナブル(持続可能)”な取り組みになると、ここ数年チョコレート業界のトレンドになっているそうです。

 

 

作っているのは、社長の下村さん、チョコレートづくりをメインに行っている社本さんを含めた5人の男性たち(社長ともう一方は写真NGでした 笑)。

車屋さんのお仕事と両立しながら、日々チョコレートづくりをされているそうです。

 

ガレージを改装して作られたチョコレート工房はまるで別世界。

業務用の大きなオーブンに、チョコレートを混ぜる機械、温度管理用のワインクーラーなど、きちんと整理整頓されていて、清潔感がありました。

 

 

 

きっかけは、車屋の休憩中に何気なく食べていたチョコレート。

 

どうせなら美味しいチョコレートが食べたいと話をしていたとき、当時日本に来たばかりのBean to Barに出合った下村さん。

今まで食べていたチョコレートとは別格のその美味しさに衝撃を受け「自分たちでも作ってみよう!」と社員を巻き込んでのチョコレートづくりが始まりまったそうです。

 

勢いで始めたBean to Barのチョコレートづくり。

当然、最初はうまくいきません。

カカオ豆を一つ一つ手で粉砕してみたり、交代しながら6時間すり鉢で擦ってみたり…。

それはもう、数えきれないほど失敗を繰り返したそうです。

 

 

そんな話が人から人へ伝わり「面白そう」と輪に入ったのが、もともと調理経験のあった社本さん。そこから一気にチョコレートへと近づき、納得がいく今の形になるまで約1年、下村さんがチョコレートを作ろうと言いだしてから実に4年の歳月を経て完成したそうです。

 

 

 

原材料はカカオ豆と砂糖だけ。

 

砂糖は、まろやかで優しい甘みの鹿児島県の喜界島(きかいじま)のきび砂糖を使用。

 

徹底した温度管理をしながら、それぞれのカカオ豆ごとに焙煎時間や砂糖を入れるタイミングを調整し、豆の薄殻や針の穴ほどの小さな種をひとつひとつ手で取り除くチョコレートづくりは、気の遠くなるような作業ばかり。

 

なんと、1枚の板チョコレートを作るのに、約2週間もかかるとのことです。

 

 

そんな思いの詰まったMasakariのチョコレート。Bean to Bar初体験の私はひと口食べて衝撃を受けました!

 

鼻からぬけるカカオの香りと、口の中でふくらむチョコレートの濃厚な味わい。優しく溶けるなかにも、カカオを感じる少しザラっとした舌触りも良い!

チョコレートの余韻がいつまでも続くので、ひとかけらでも満足感がすごいんです!

 

さらに、カカオ豆の原産地毎の風味の違いは想像以上。

 

ベリーのような甘みのある酸味が残るベトナム産、南国のフルーツのような濃厚な味わいのドミニカ産、酸味と黒糖のような甘みのあるフィリピン産。

食べ比べをしてみると、はっきりとその違いが分かって楽しい♩

 

違うのはカカオ豆だけで、砂糖は全て同じものを使用しているというから驚きです。

 

 

手間を惜しまず作られた無垢なチョコレートは、応援してくれる雑貨屋さんや飲食店さんのおかげもあり、今ではリピートしてくれるお客さんも多くいらっしゃるそうです。

「カカオ豆本来の香りと味が楽しめる、風味豊かなBean to Barのチョコレート。ポリフェノールも豊富で身体にも良いチョコレートの魅力を、多くの人に知ってもらいたいです」と話す下村さんと社本さん。

 

センスの光る包装紙は、手に持った時の温かみのある質感を感じてほしいと茨城県常陸大宮市(ひたちおおみやし)にある手作り和紙を使用。贈り物にも喜ばれそうです♪

 

 

車屋がつくるまじめなチョコレート。

自分へのご褒美や、バレンタインの贈り物にいかがでしょうか?

 

以上、サヤがお送りしました(‘◇’)ゞ

 

 

【Bean to bar chocolate Masakari】
 Instagram:https://www.instagram.com/btb.masakari/
 URL:https://beantobar51.theshop.jp/

※購入は、オンラインショップの他、つくば市内にある「木の下の花屋Kazamidori」さん、同じくつくば市内のパン屋さん「Bäckerei Brotzeit(ベッカライ ブロートツァイト)」さん で可能です。詳しくはInstagramからご確認ください。

 

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