こんにちは、食いしん坊特派員のTAKAKOです^^
春と言えば、イチゴのシーズン♪
今回私がお邪魔したのは、イチゴの生育・摘み取り体験・そして食べ比べもできるという「むつみ農園」です。
この日はお天気に恵まれたので、子どもたちも連れてピクニック気分でお出掛けしてきました。
「むつみ農園」はつくば市栄、後ろに筑波山を望むことのできる、のどかでとても気持ちの良い場所にあります。
でも、実はこの農園、ただのイチゴ農園じゃないんです…!
全国でも珍しい、桃の味のするイチゴ「桃薫(とうくん)」を栽培していることで有名なんですよ☆
大きいものなら都内では一粒1000円もするという、とっても希少なイチゴ。しかも、香りはココナッツというからびっくりですよね(・o・)
ちょっと想像のできない味の表現…、期待に胸が高鳴る私たちでした。
農園主の酒井さんご夫婦に案内されてハウスに入ると、そこには収穫を待つイチゴがたくさん♪
摘み取り体験が可能ということで(収穫したイチゴは量り売りとなります)まず最初に、摘み取り方を丁寧に教えてもらえます。
そして、同時にイチゴに関するさまざまな知識を子どもたちに教えてもらえるのですが…それがとっても面白い!
「枝が折れてしまっているものは、たとえ付いているイチゴが赤くなっていても、味がしなくて美味しくないんだよ」と言われ、実際に食べてみると・・・本当に味がしないのでみんなびっくり!!
また、私たちが「種」だと思っているところは、本当は「実」なんだということ。
その「実」を割ると「本当の種」が出てくるなんて、皆さんはご存じでしたか?!
摘んたばかりのイチゴはスーパーに並んでいるものよりずっと甘くてみずみずしく、子どもたちの「美味しい!美味しい!」の声が止まりません^^
ぶどうのような濃厚な甘さが特徴の「紅ほっぺ」。
種がピンク色で全体が白い色をしている「白イチゴ」。
茨城では有名な「いばらキッス」は甘くて子どもに大人気!
そしてこの少し白っぽい、ピンク色をしたイチゴが噂の「桃薫」です!
鼻を近づけてみると…ん?なんだかココナッツのような香り…。
そしてひと口頬張ると…んんん?!
「桃だーーー!!」
もう子どもたちは大騒ぎです。
農研機構野菜茶葉研究所と北海道農業研究センターの共同開発で生まれたこの「桃薫」。
後味が良く、口の中にずっと爽やかな良い香りが残るのがこのイチゴの特徴。その芳香に娘はウットリとしていました。
青い方がより桃に近い味だということで、来られなかったパパへのおみやげは息子が厳選(笑)
摘み取り体験の後は、「イチゴの食べ比べ体験」です。
左から、少し酸味のある「サラダイチゴ」
さっぱりした甘味の「あかねっ娘」
イチジクのような風味の「おおきみ」
濃厚な甘さの「とちおとめ」
特派員イチオシの「やよいひめ」
そして形はいびつですが、その分とっても甘い「(形の悪い)いばらキッス」^^
その一つ一つを頬張って、どんな味なのかを一生懸命言葉にしようとしている子どもたちを見て、美味しいだけじゃない良い体験をさせてもらってるなあと感じた母です(#^.^#)
小学校の頃の夢は「ディズニーランドを作ること」だったという農園主の酒井さんと「桃薫」。
「子どもたちに楽しんでもらいたい、おいしい体験をさせてあげたい」という気持ちは、その夢の形こそ変わりましたが、今も小さい頃の思いのままなのだと感じました。
むつみ農園は、つくば市の「農産物オーナー制度」に参加しているので、オーナーになった人はイチゴの苗作りから収穫までの全てを体験することができます。もちろん、収穫時期になれば毎週摘みに来ることができるので、イチゴ好きな家族にはたまらない制度!
小さい頃からこんなに美味しいイチゴを自分の手で作り、摘みたてを食べられるなんて幸せなことですね。
以上、イチゴの後は、農園に咲いていた菜の花のつぼみを頬張り、春の一日を親子で満喫したTAKAKOがお伝えしました♪
【むつみ農園】
つくば市栄586
TEL:029-857-2774(直売所)・090-9248-0377(予約専用)
開園時期:12月~5月頃
開園時間:11:00~15:00
休園日:不定期
入園料:1人(3才以上)500円(いちごの食べ比べ試食付き)・販売料金は別
完全予約制の体験型の摘み取りです・直売はなくなり次第終了