こんにちは、みっきぃです♪
つくばエクスプレスみどりの駅周辺をぶらぶらと散歩していると、抱っこ紐やベビーカーで赤ちゃんを連れたお母さんたちが続々と集まっていく場所が。
何かのイベントかな?と、その場所に近づいてみると、扉には「おとなり」の文字。窓からは明るい光が差し込み、ガーランドなどで可愛くポップに飾りつけられた室内には、絵本やおもちゃが置かれてにぎやかな雰囲気♪
未就園児童と保護者が自由にくつろげるスペースには、絵本やおもちゃがいっぱい!
保護者同士の交流を深めたり、ベテラン保育士さんに子育ての相談をしたり…つくばエリアに住む親子の憩いの空間として人気の場所「おとなり」。
2014年のオープン時には、ゆうママさんがこちらでレポートしてくれています^^
この日は、毎月第三木曜日の午後に行われている「えほん読み聞かせ with ふきえばあちゃん」が開かれていました。
子どもの教育に携わって48年。毎日子どもと触れ合う大ベテランのふきえばあちゃんが選んだ、とっておきの絵本を読み聞かせてくれます。
今回読むのは、子どもから大人まで大人気のユニットtupera tuperaさんの絵本から「ぼうしとったら」「やさいさん」の2冊。
帽子と野菜、どちらも子どもとの生活の中でよく目にし、口にする身近な物が題材になっています。
分かりやすいイラストという点も、小さい子向けの絵本を選ぶときのポイント♪
さっきまでおもちゃで遊び、はいはいをして部屋の中を動き回っていた赤ちゃんたちは、読み聞かせが始まるとピタッと動きを止め静かに。お母さんの膝の中にすっぽりと抱っこされて、声がする方をじっと見つめます。
そして、お母さんたちは、
「あの野菜はなんだか分かるかな?ジャガイモだよ。ダイコンも大きいね~」
と、子どもへ優しく話しかけます。
まだ自分では絵本を読めない子どもたちにとって、こうしてお母さんお父さんを近くに感じ、安心できる人の穏やかな声が聞こえるのはすごく幸せな時間。選ぶ絵本の前に、まずはこの環境をつくることが大事、と教えてくれたふきえばあちゃん。
はじめて「おとなり」を訪れたお母さんから、読み聞かせにおすすめの絵本を聞かれ、
「何でもいいのよ。選ぶときに大切なのはひとつだけ。読んであげるお母さん自身が楽しいと思える本を読んであげて。お母さんが楽しい、と感じている時の声や様子が赤ちゃんに伝わる、それも大事なことだからね」
と、明るく相談に答えていました。
親が急いでいたり焦っていたりすると、赤ちゃんってその気配を敏感に感じ取ったりしますよね。
だから、絵本を読んであげるときは心を落ち着け、その時間を子どもと一緒になって楽しむのがお互いに大切なんですね^^
私が大人になった今でも絵本を好きなのは、幼い頃に両親や祖母に読み聞かせてもらった幸せな時間を脳が覚えているからなのかも♪
2016年4月からは、「おとなり」がつくば市の子育て支援事業のひとつになり、今までの居心地の良さはそのままに、さらに利用しやすくなるようですよ^^
また、今まで毎月1回行われていたこの会も月2回に増え、絵本の読み聞かせに加えておむつの外し方など、さまざまなテーマでふきえばあちゃんが相談に乗ってくれるそうなので、気になった方はホームページをチェックしてみてくださいね♪
以上、みっきぃでしたᕕ( ᐛ)ᕗ